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gifteeに入社しました

こんにちは、gifteeのプロダクトマネージャーの渡邊です!

去年の8月からgifteeに入社しました。
それからもうすぐ半年が経つので、入社エントリを書いていこうと思います。


カミナシからgifteeへ

gifteeに入社する前はカミナシという会社にいました。

カミナシは日本の労働人口のうち、約半数の「ノンデスクワーク」領域にオールインワンワークスペースとしてプロダクト提供するスタートアップです。

カミナシで多くの方々にお世話になり、プロダクトマネジメントを学ばせていただいたので、今度は移住したベトナムでその経験を活かして何か取り組むことができないか?と考えた末の転職となりました。

gifteeではその時期に、海外での事業展開を進めていくために、東南アジアを中心に各国で法人設立が行われており、各国市場に向けたプロダクト開発を本格化するために開発チームを新たにベトナムで新設するタイミングでした。

各国でのプロダクト展開は、それぞれの国の市場ごとに状況がかなり異なっており、競合プレイヤーが既にシェアをとっていたりと、日本国内で提供しているプロダクトのタイムマシンだけでは厳しい側面もありました。

そんな状況の中で、ゴリゴリとプロダクト開発を進めながら、組織づくりを含めてスピーディー&カオスの中に飛び込もうと思い入社しました。

半年間の振り返り

半年間をギュッとサマリながら振り返ってみようと思います。

gifteeのことを理解する

初めの1ヶ月間は主にオンボーディング期間で、gifteeの組織構造やビジネスモデル、プロダクトの理解に時間を使っていました。

入社前は、CtoCサービス「giftee」のイメージが強かったのですが、他にも法人向けの「giftee for Business」や地方自治体向けの「e街プラットフォーム」などあらゆるチャネルに向けた事業展開をしていて、プロダクトに関しても提供側と内部側でかなりの数ありました。

giftee for Business

gifteeのオンボーディングでは新入社員向けに「新入社員大学」という取り組みをおこなっており、大学の授業のコマのように各事業部のマネジャーの方から説明いただくというスタイルでした。

(大学生の頃が懐かしい)

そんな中で私がジョインしたのは海外事業部ということもあり、新入社員大学の授業を受けながら、現在展開しているマレーシア、ベトナム、インドネシアの3ヶ国のメンバーと少しずつ会話して、探り探り状況把握をしていきました。

ドキュメント管理を見直してみる

ジョインしたばっかりとはいえ、できる限りバリューを出そうと思った時に、ドキュメント管理が顕在課題となっていたため、まずはこの部分を前職で学んだNotionハック術を屈指して、あらゆるものをNotionに集約していき、情報共有できる状態を目指そうと思いました。

クライアントが利用するプロダクトと、社内で利用する社内システムなどが複数あり、それぞれ複雑な機能を持っているため、それぞれのプロダクトの開発状況やロードマップなどを整理し、共有するというスタイルに変えていくことができました。

情報共有するにしても、相手は外国人なので英語を書く必要があるのですが、自分で書くと心が折れそうだったので、「Notion AI」の自動翻訳で大体済ませました。笑

意外と精度が良くてオススメです。

中長期ロードマップを決めてみる

私のジョインした海外事業部では、まだ各国で数名のビジネスメンバーが切磋琢磨しているというスタートアップ環境だったこともあり、情報があまり言語化されておらず、プロダクトチームはどのようなことを目指していくのが良いか、が不明瞭なこともありました。

現地のメンバーとコミュニケーションを取りながら、何が優先度が高いのか、どのような機能や体験が必要なのか、をあまり一次情報の解像度が上がりきっていない中で探索するという感じで。思った以上に時間がかかりました。笑

優先度を決めてロードマップを決めていくということ自体、各国の市場状況や営業収益なども考慮する必要がありました。

今年のざっくりロードマップ

そうこうしているうちに、中長期のロードマップと今年のロードマップが徐々に視覚化されていきましたが、スタートアップの環境だと2ヶ月くらいで状況は変わるのが当たり前という感じでした。

ロードマップをつくるということに終わりはなく、向き合い続けるものなのですね。賞味期限があるということを痛感しました。笑

スクラム開発を始めてみる

ロードマップやドキュメント管理が整ってくると、開発のスピードや状況なども調整が必要になってきます。

8月に立ち上がった開発チームでは、人数が少なかったこともあり、しばらく開発体制がなく各々ができるスピードで開発するという形だったのですが、ロードマップができたあたりから速度感に課題が出てきたため、スクラム開発を始めてみました。

最初はGithubと連携できるZenhubを使っていたのですが、GithubのIssueごとの管理だと、私たちのチームでは粒度が細かすぎたのと、Epicの数が多く管理が若干やりづらかったこともあり、結局Notionに帰ってきました。笑

現在のバックログ

まだまだ品質体制や見積り精度においては課題がありますが、スプリントごとに徐々に組織の体質として定着してきていると思います。

スタートアップはやっぱり楽しい

こんな感じでゆるっと書いてみましたが、半年間何をやっていたかなと思うとNotionをいじってたんだと思います。笑

ただ、こういうあらゆることを情報として言語化し、視覚化し、仕組みを整え…というのがプロダクトマネジメントなんだろうなと思ってたりします。

今年は、カスタマーサクセスの体制を整えたり、品質維持の体制を整えたり、プロダクトの今後の中長期の方向性を決めたりと、引き続きNotionをいじっていくこと(違)になりますが、駆け抜けていこうと思います。

ではでは👋


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