見出し画像

次元グラデーション

こんにちは、ナベタです_(:3 」∠)_

ずっとどうにかしなきゃと思っていたminneに上げている作品の宣材写真を撮り直しました。

私の中で「写真を加工する=現実を偽装する」というイメージが強くあり、どうしても写真を撮ることに対して気合を入れることが出来ないでいたので、ようやく重い腰を上げることが出来ました。

先日、職場で人生初の一眼レフでの撮影を経験しました。
一眼レフの素晴らしい力によって鮮明で美しい写真が出来上がりましたが、「光の当たり方が暗いので直してほしい」とのことで加工まで行うことになりました。

写真の加工なんてトリミング以外したことがないし、あんまり気が進まないなあと思いながらも、ポチポチ光の調整をしていると、拙い加工ながらもどんどん肉眼で見ているかのような写真が出来上がっていきました。

ここでようやく「写真の加工=二次元でいかに三次元を表現するかを追求するもの」ということに気付きました。
勿論、「写真を加工する=現実を偽装する」、言い換えれば「元々の素材をより良く見せるための加工」も加工における大事な要素の一つでありますが、このことに気付けたとき、世の中にあるありとあらゆる写真に対しての考え方が変わりました。

そもそも、私の中の「加工=偽装」問題の始まりはプリクラにあります。
厚ぼったい一重瞼の概念を覆すように大きくなる目や、明らかに様子のおかしい肌の質感。プリクラの技術が進化すればするほど違和感は大きくなっていったし、どこか虚無感すら感じていました。

最近で言えば、ダイエットの広告なんかを見ていると、どこまで本当の事かもわからないし、写真って本当のことを伝えるためのものではないのかもしれないとまで思ってしまっていました。

今回の「一眼レフ事件」で、世の中の写真はそればかりではないという当然に気付けたこと、最近どうにかしなきゃなあと思うことが山ほどある中で1つ悩みを解決する糸口を発見出来たこと、本当に良かったなと感じています。

とは言え写真も立派な芸術なので、ズブの素人が簡単に上手く出来るわけもなく、撮り直しはしましたが、やはり「本物感」を出すにはまだまだ研究しなければいけないなと痛感しました。
今回の加工で重点を置いた色味はだいぶ良くなったものの、質感は前撮ったものの方が伝わるかもしれません…。難しい!!

最後に今回の成果を少しだけご紹介して終わります。
minneに上げている他の作品も撮り直しているので、良ければぜひ覗いてみてくださいね(´v`)

『誰でも王様(No.2)』

これが ↑ これに ↓

『柔軟体操(No.5)』

これが ↑ これに ↓

『自己流ラテアート(No.6)』

これが ↑ これに ↓

作品ページはこちらからご覧いただけます ↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?