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夏の京都とパウダーブルー

SIGMA fpシリーズにあるカラーモード「パウダーブルー」で夏の京都を切り取ってみました。以下の写真は全てSIGMA fp Lと24mm F2 DG DN Cにて撮影しています。

Powder Blue
爽やかなブルーが特徴的な、明るく透明感のある印象を持つカラーモードです。中間のトーンを持ち上げているため、スタンダードと比べて露出が高くなります。

SIGMA Color Mode Library
五条大橋から見る鴨川

個人的パウダーブルーの効かせ方

基本的にどんな景色でも、どんな時間帯でもパウダーブルーは有効に働くと感じていますが、やはり場合によっては効き過ぎに感じるシーンもありました。個人的には撮影時は適用度を「-3」くらいに設定するか、Lightroom上で60〜70%に適用量を抑えて処理するとちょうどいい感じがしています。効き具合を自由に調整できるのも表現をする上で非常に使いやすいです。(Lightroomで後処理する際はRAWで記録する必要があります)

まだ使い始めて1ヶ月程度ですが、「陰のあるシーン」「水辺」この2つのシーンは特にハズレなく写せるなぁと感じています。特にコントラストの強い夏の日陰ではメリハリがありつつも、柔らかい雰囲気が出てきます。ほぼ何もしなくても撮って出しでこのクオリティが出てくるのが素晴らしいです。

暑い京都をどこか涼しげに、それでも夏らしく写すことができるパウダーブルー。使えば使うほど味が出てくる魔法のカラーモードのように感じます。

もちろんそれだけではない

街撮りスナップにも十分使えるため、最近は常用カラーモードとなりつつあります。中間トーンを持ち上げているため明るく写りますが、ハイライトの飛びやすさには少し気を遣ってあげたいので、ややアンダー目に撮影し、後処理で明るく持ち上げるケースもあります。そんな繊細さを楽しめるのがSIGMA fpのいいところでもあります。

紫が特徴的な嵐電
京都といえば朱。伏見稲荷大社にて

今日はここまで。お付き合いありがとうございました。

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