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心の境界線

以前から、自分の自他の境界線の甘さが気になっていた。ここは一度、自分や自分の心について考えてみよう。

まず「私」の心について。

私にとって、「私」と「私以外」の境界線はどこか曖昧な気がする。特に「心」が隙間だらけだ。

そのためか、他者の感情エネルギーが容易に入り込んでくる。これは良いところも悪いところもあって、たとえば良いところ…〈人に共感し一体感を持てる〉一方で、悪いところ…〈他人のネガティブな感情を背負ってしまう〉などがある。

いずれにせよ、長い時間人といると「これは誰の感情?」とわからなくなるので、私には一人の時間が必要だ。

一方、多くの人は境界線がハッキリしていて、自分のことを守れているような気がする。そのせいか、「群れ(島や社会とも言える)」の方が安息できるようだ。もちろん、その人の内向度によって変わるだろうが…一般的には“群れの中のグルーブ”を楽しむ傾向があると思う。

私は集団に入ると、感情の渦が大きすぎて気持ち悪くなっちゃうので、群れの中には入らない。人の群れよりは、自然のエネルギーを受けてる方が気持ちいい。なので社会から、少し外れたところに基本いる。

誰かと繋がりたい時は、群れの中に入るのではなく、橋を架ける。これが「アート」や「表現」にあたる。アートや表現は、社会と私を繋ぐ、とても重要なツールだ。

では、意志は?

心は他人の影響受けまくりだが、意志はカッチリと硬い方だと思う。環境が変わったからって、思想や性格が変わる…といった経験は殆どない。バイト先の上司からは、「のんちゃんは芯が極太」というありがたい評価を頂いた。

コジコジも極太ですね。

でもコジコジと一緒で、人といる時間も好きは好きだ。楽しそうにしてる人を見るのは楽しい。一緒にグルーブするのは難しいが。

どうやったらもう少し人と過ごす時間を増やせるのか。それが今の主な関心事だったりする。

生きる糧にします