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最後から二番目の恋には理由があって


今日はいよいよ(?)”最後から二番目の恋”について書いていこうと思います!
私が最後から二番目の恋を見始めた頃はまだ学生(中学か高校くらい)でした。えらく長い間好きでいられたものです。ちなみに好きすぎて、ノベライズ本まで愛読書にしています。つらつらと書いていきますので、気楽に読んでいただけたら嬉しいです!!

①素敵な登場人物

言わずもがな、このドラマの一番の魅力はここにあると思います。岡田惠和脚本は本当に出てくるキャラクターみんなが素敵ですよね(泣くな、はらちゃん、最近でいうと姉ちゃんの恋人もオリジナル脚本ですね)

見たことがない人にもざっとあらすじを説明すると…
いろいろあって(雑ですみません)都心から鎌倉に引っ越すことになったアラフィフの(独身)敏腕プロデューサー・吉野千明(小泉今日子さん)がお隣さんの長倉家一家と日常を過ごしていくというお話ですね。(本当にざっとですみません)
吉野千明+2人の独身アラフィフ女友達(祥子, 啓子)の感じも好きですが、まずはやっぱり長倉家ですよね。

長男・和平/長女・典子/次女・万理子/次男・真平(次女次男は双子)+和平の娘・えりな

この家族が本当にあったかいんですよ…長倉家は幼いころに両親が亡くなったので、長男がほとんどお父さんみたいな感じでそれがきっかけで年よりもさらに落ち着きと(ちょっぴりお堅い)強さを持って大人になった和平さんとそれを表ではいじっているのにみんな心の底では感謝と愛情しかない兄弟+娘という構図が最近の日本のドラマに見ない”昭和の家族”っぽさがあってたまらない…
別に私は生まれも育ちも平成だけど、昭和の雰囲気がある(舞台はがっつり平成)この家族になんとも言えずまた会いたくなるんですよね。
そんなこんなで2021年現在も繰り返し見ているわけです。

せっかくなので私的名ポイントを何点か紹介したいと思います!(ネタバレかも?)

1. 万理子の暴走物語
万理子が好きなんです。とっても。(1番目に書くくらい)後半の世の中に溶け込んでいく万理子も素敵だけど、初期の絶賛自分の世界オンリー万理子もまた素敵。千明の写真を勝手に使って出会い系に登録する万理子、千明への想いに気づき大混乱万理子、普段はほとんど話さないのに突然余計なことだけすらすらと話し出す万理子。万理子エピは止まりませんね。
内田有紀さんは本当に天才ですよね…この方にしか万理子は演じられないと見るたび思います。

2. 友達の可愛い裏切り物語
登場人物でも紹介した吉野千明+2人の独身アラフィフ女友達(祥子, 啓子)がとりあえず好き。よくも高校生の頃にこのアラフィフ女子会を見て楽しんでいたなと思うけど、私はこんなアラフィフになりたい!(目指すものじゃない?笑)
そもそも鎌倉に引っ越すきっかけもこの2人の裏切りあってなんだけど、途中で何度も千明を切り捨てる(いい意味で)祥子啓子。3人で飲んでいるときに電話が鳴り、続々と抜けていく2人のシーンなんて、最高だよね。経験ないけど、「あるある~」って見てました。笑
電話でにやにやとしゃべる啓子を見て「あれ、絶対仕事の電話じゃないよね」「仕事だったらわざわざ仕事って言わないよね」が本当「あるある~」です。アラフィフになったらもう一度見たいです、このドラマ。

3. 何と言っても千明と和平のトゲトゲ物語
3個目にしてやっと主要2人が出てきました。笑
ふたりはずっとお互いのことを大事に思っているのにずっとトゲトゲしてましたね。口喧嘩(という名の漫才)が大好きすぎて。もう。セリフ全部覚えちゃいそうなくらい見ました。こういうなんでも言い合える関係性っていいなと思うまだ20代な私ですが、いつかこういう人に出会えるのでしょうか…笑
秋スペシャル+それ以外でも何回かは少々暴走しましたが、終始好き同士(勝手な私の妄想)ながら色恋という感じではない愛情を育んでいく2人の物語は、やっぱりこのドラマの一番の魅力だと思います。
個人的には、全シリーズ通して何回かあるふたり飲みのシーンが大好き。近所の神社で、居酒屋のカウンターで、はたまたニースの立ち飲み屋で。こういう時間って特別じゃないけどすごく大切な時間だよなーとしみじみ。いいですよね、こういう飲み友いたらって思っちゃいます。

ちょっと3つじゃ書ききれなかったですが、他にも鎌倉市役所の愉快な仲間たちやファンキーな水谷家に大橋家、こちらも個性豊かなJMTテレビの面々やら本当にこのドラマに出てくる登場人物全員大好きなんですよ!(一部の超絶ダメ男や変態脚本家、侘しい地元の友達を除く)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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