「ある方に出逢いました」。ちょっと長いよ
昨日、初雪が降りましたね。
大学からの帰り道、
一人歩いていたらなんだか3年前のとても悲しい初雪の日を思い出してしまい
とても悲しくなり、平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」の一文
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。
だけど、実際は、未来は常に過去を変えている。
変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細なものである。」
が、頭をよぎりました。
そんなこんなで書きたい気持ちに駆られたので、久しぶりに記してみます。
そんな今日のテーマは
「私がデザインを通してやりたいこと」
私の現段階の夢は「グラフィックデザイナーになること」
いつなりたいと思ったのか明確には思い出せないのだけれど
きっかけは「世界一周」だったと思う。
たくさんの国を訪れながら、写真を撮るうちにどうせならこの景色を綺麗に残したいと初めてAdobeのPhotoshopをPCに入れたことがすべての始まりだったと思う。
写真を撮り編集し、SNSであげるうちのたくさんの人が私の写真を見て応援してくれて、何かを新しく生み出すことに夢中になった私。
いつしか、漠然と「どうせなら自分が生きた証というか、自分のやってきたことがしっかりと形に残るものを残したい」と思うようになった私。
そんな私が、どんな仕事があるのだろうと調べていく内に
「グラフィックデザイナー」という職種に出会い、ピンッときたわけです。
そこから、帰国後、デザインを勉強し始め今に至るわけです。
最初は、ただ自分が楽しいから、デザインでどうしたいとかは全くなく
やっていたんですが、「ある方」に出逢い
自分がどうしてデザイナーになりたいのかということが、明確になってきました。
その方にお仕事を頼まれた私は
「初めて、自分のためにではなくて、誰かのために本気でデザインと向き合った」
と思いました。
その人の、「生き様・商品に込める熱い想い・姿勢・こだわり・すべて」
話を聞く内に、なんだかとっても泣きそうになるくらい感動したんです。
「絶対に、この人の想いをもっとたくさんの人に伝えたい」
そう思ったわけです。
そのお仕事を無事終えた時、思ったんです。
「ああ、私のやりたいことってこうゆうことかもしれない。
誰かの熱い想い・素敵なものを、他者にわかりやすく伝えるための手助けがしたいのかもしれないと。
そのままだと、わかりづらく、なかなか見てもらえないものを
わかりやすく、魅力的に、目を引くようなものに私が変えることで、
たくさんの人の素敵な想いが、広がり、結果的にたくさんの人を幸せにできるのではないかと。
それが、現段階で私が、デザインを通してやりたいことなんだと」
そんなことを思わせてくれた、
その方に出逢えたこと
その方に出逢わせてくれたこの環境に
感謝しながら今日も
「置かれた場所で精一杯、咲きます」
花苗
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