ジャズ名盤誕生日: 9月9日、1972年@ライトハウスLA

著名ミュージシャンでギタリストの大友良英さん、一般的に知られているのはNHK連続ドラマの「あまちゃん」の作曲をされている方が、NHK FMラジオで「ジャズ・トゥナイト」という番組を毎週土曜日の23時から放送していて、毎回楽しみに聴いている。

その6月17日の放送回に「名盤誕生日」という、放送日の土曜日に生まれた作品を紹介する企画の第一回目があって、その時に紹介されたのがハービーハンコックの以下名盤。

FMの高音質にNHKだからこそ成せる貴重なオリジナルプレスの深みのあるレコードが長時間にわたってかかったものだから歓喜、大友さんの興味深い解説にも奮起されて、第二回目以降の作品ネタ、幾つか土曜日の収録アルバムの情報を投稿してみた。

先程、NHKラジオのアプリ「らじる」で9月9日の放送を聞いてみたら、その名盤誕生日の第二回目の特集で、投稿したエルビンジョーンズの”Live at the The Light House”が投稿名の”Nabejazz”という名前と合わせて取り上げてもらっていたので驚いた。

このアルバム、名演が多く好みではあるものの長尺の曲が多いので、九月一枚のCDの収録時間に収められずに断念した経緯がある。

エルビンジョーンズのドラムは、絶え間なく溢れ出るマグマのように凄いし、双頭サックスも熱く、その間を行き来するジーンパーラのベースも圧巻。

「ジャズ・トゥナイト」、大友さんの面白い視点の解説と共にぜひ聴いてみてください。

エルビンジョーンズの名演は、こちらもどうぞ。

本アルバムでコルトレーン流の硬派なサックスを吹く、スティーブグロスマンの時を経て円熟したバラード演奏はこちらをどうぞ。