直接話すよりも有効?!Slack朝会がいい感じなのでご紹介します
みなさんのチームでは、朝会をどのように実行していますか?
Twitterで行ったアンケートによれば、オンラインでの実施が多数派でした。リモートワークへ移行してから、Zoomなどのツールでオンライン朝会を行うのも当たり前になってきましたね。
でも、今日紹介するのはアンケートの得票ゼロだった、「テキストチャットによる朝会」です。チャット朝会はいいぞ。
(以降、テキストチャットによる朝会を「Slack朝会」と呼びます)
Slackで朝会を行う
わたしのチームでは、毎日 Slack のスレッドで朝会を行っています。
下記は、ある朝のスレッド。20分間でリプライ数が94もありますね。
朝会の流れはだいたい下記のとおり。厳密に決めているわけではないのですが、最近は下記の流れが確立されてきました。
以上が、Slack朝会の流れです。ご覧のとおり、やっていること自体はごく普通の朝会です。
では、こんな普通の朝会をSlackで行うことにどんなメリットがあるか?をご紹介します。
Slack朝会のメリット①:雑談しやすい
まず、Slack朝会いちばんのメリットが、雑談しやすいことです。
テキストチャットなので、「発言かぶりが気にならない」「リアクションでゆるい意思表示ができる」ことから雑談が盛り上がりやすいです。
(ある日の朝会。パンダの双子の赤ちゃんが産まれた話から)
Zoomなどを利用したオンラインでの朝会だと、「発言が他者とかぶる」「リアクションが見えづらい」ことから、なかなか雑談が盛り上がりません。
上記の例でいえば、誰かが話し始めたところに「シンシンが双子の赤ちゃんを~」とかぶって発言してしまうと何だか気まずいですよね。
司会が仕切ってくれて、「じゃあ先にAさんからどうぞ。うんうん。ではBさん、さっき言いかけたことは?」と聞かれても、シンシンの話の続きはやりにくそうです。
そう、オンライン会議で雑談するのは思った以上にハードルが高いのです。
Slack なら、複数の話題が並行して進んでも気になりませんし、emoji でリアクションすることで相手の反応も感じ取ることができてとても良いです。
また、発言がスルーされたとしてもオンラインや対面実施のときと違って、「無視された感」はだいぶ減じられるので発言のハードルが低くなります。
雑談のしやすさは、やりやすい順に Slack > 対面 >> オンライン だと思います。オンライン会議での雑談発言はほんとにハードルが高いです。
Slack朝会のメリット②:非同期で参加できる
つづいて、朝会をSlackで行うメリットの2つめは、「非同期で参加できること」です。
例えば午前休をとった日。ふつうなら朝会には参加できませんが、Slack朝会ならば、後からスレッドを見返すことで非同期に参加することができます。
午前休をとった、外出先へ移動しているなど、朝会にリアルタイムで参加できないケースは多くあります。後からスレッドを見返すだけで、朝会でどんな話をしたのか・チームメンバーの様子を把握できるのは大きなメリットであり、Slack朝会ならではですね。
Slack朝会のメリット③:他チームも参加できる
最後のメリットは、わたし自身想定していなかった副次的なものです。
Slack朝会は、他チームのメンバーが参加したり後から読み返すことができるのです。
そんなことあるの?と思うかもしれませんが、わたしのチームの朝会にはたまに他チームのメンバーが乱入してきます。
(先ほどのパンダの話題を聞きつけて、パンダ好き社員が乱入)
Zoom などオンラインで朝会を実施している場合は、他チームのメンバー参加するにはかなりハードルが高いでしょう。このように、他チームのメンバーでもふらっと参加できるのがSlack朝会のメリットです。
(ちなみに、対面の朝会はふらっと通りかかった人が参加できる場合もあるので、他チームの参加しやすさは Slack と同程度かと思います)
以上、Slack朝会のメリットでした。
おまけ:雑談って必要なの?への個人的アンサー
正解はないのでしょうし、わたしもこの話題について詳しいわけではありません。なので100%主観であって根拠はないのですが、経験上、職場に雑談は必要だと考えています。
(ユーモアが生産性高めてくれるという記事もありましたね)
雑談それ自体は何も生み出さないかもしれませんが、雑談できる関係性や空気感が、生産性やひらめきにつながるものだと思います。下記ツイートの図が分かりやすいですね。
そして、リモートワークに移行したことで確実に雑談の量が減りました。オフィス勤務していたときは意識しなくてもできていた、ちょっとしたときのちょっとした雑談がリモートだとやりづらいんですよね。
変な言い方ですが、リモートワーク下では雑談する機会を意図的にとらないと雑談が生まれづらいなぁと感じています(わたし自身が、気づくと仕事の話だけをしがちなのでなおさら)。
というわけで、意図的に用意された雑談の機会が今日紹介したSlack朝会なのです。1日5〜10分の雑談が無理なく続けられるのでオススメです。Slack朝会はいいぞ。
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