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高齢者講習どこで受けても同じか?


70歳以上になると高齢者講習を受けなければ免許の更新ができません!
今回はこれから初めて高齢者講習を受ける方向けにお話したいと思います。

まずどこで受けるかですが…普通は自動車教習所か運転免許試験場です。
講習の案内ハガキに教習所名が沢山書いてありますのでその中から選びましょう。

受講費用はどこも同じです。

【教習所によって対応は様々】

どこの教習所でも同じというわけではありません。
色々な意味で受講しやすい所を選びましょう!

勿論、講習で行う内容は決まっているのですが、教習所によって
やり方は多少異なります。

例えば…

(1) 講師の態度
(2) 講習中の融通がきくか
(3) 認知機能検査の甘さ
(4) 高齢者講習に対する考え方

などです

もう少し具体的にお話しすると…

(1) 講師の態度

近年では自動車教習所もサービス業として、お客様への対応は親切、丁寧
になりました。かつての怖い教官というイメージはかなり改善されています。

とはいえ、やはり中には、横柄な態度の指導員もおりますので、そんな
講師にはあたりたくありませんよね!

これに対しては自動車教習所の口コミなどで、厳しい教習所かどうかの
チェックで回避できます。
又、実際に電話してみて対応をみるのも良いと思います。

(2) 講習中の融通がきくか

簡単に言いますと、講習では ①講義 ②運転 ③視力検査を行いますが

例えば…「体調が思わしくないので、運転はしたくない」「最近、運転して

いないので、自信がないから運転はしたくない」 「頻尿の為トイレが心配」

等の心配がある方への応対です。教習所によってかなり違います。


これも、基本的には(1)のようにHPや口コミで優しい、誠実な教習所を選ぶ
事をオススメしますが、
受講経験のある方に聞いてみるのも良いですね!


(3) 認知機能検査の甘さ

本来、どこでも一緒にしなければならないのでしょうが、やはり試験管
によって、大きく違います。

認知機能検査の点数によっては講習を受けられなくなってしまう為重要です!

認知機能に結果は1分野、2分野、3分野に分かれます。
1分野になってしまうと講習を受講出来なくなってしまいます。
*もうすぐ法改正により分野は2つになるようです。

試験管により合格率50%の者もいれば、100%の者もいます。

試験場が受からせようと思いながらやるのと、マニュアル通りにやるのでは、
おのずと結果は異なります。

(4) 高齢者講習に対する考え方

主に教習所の方針に関するものですが、基本的に自動車教習所は運転免許を
取る方に対する教習が主な仕事です。
繁忙期で教習所の本業が忙しくなれば、そっちを優先したくなります。

一部の自動車教習所の中には、本音では高齢者講習はやりたくないところも
存在します。

同じ時間、指導員を使うのであれば、教習の方が利益が出るという事
がありますからね。

これに対してはその教習所が年間、どれくらい高齢者講習をやっているのか
を調べれば判ります。

*高齢者講習に前向きな教習所も沢山あります!

私も以前、高齢者講習専門の会社を作ろうと思っていたのですが…中々
難しい問題があり、保留中です。
実現出来たら、ご報告致します。

まとめ

高齢者講習を気持ちよく受けるためにHPや口コミ、経験者に聞いてみる
などして、下調べをしてから受講する事をオススメします。


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