温度調節器のロガーを自作する =Excelでシリアル通信①=

初めての投稿ですね。とても新鮮な気持ちです。備忘録程度ですが、どなたかの参考になりますと幸いです。

今回は、CHINO社製の温度調節器(温調器)とパソコンの間でシリアル通信(RS232C通信)を行うことで、温度の経時変化のログを残すプログラムを作成しました。化学系の実験でも、温度のログが残ると助かる場面ってたくさんありますよね。色々気を付ける部分があったので、備忘録を書きます。


開発環境

今回用いた温調器はCHINO社製DB1000シリーズで通信機能付き、通信伝送機能無しのものです。温度のログをとるだけなら、温調器ではなく、通信機能付き温度計で十分ですが、今回は手持ちのものを使いました。

画像3

パソコン側に必要なスペックはUSBポート1つとMicrosoft Excelを搭載していることですね。あとはフリーソフトを使えば、なんとかなります。プログラムはExcelについてるVBAで書きます。

画像2

温調器とパソコンの間のケーブルは、USB↔RS232C(9ピン)のケーブルとそれなりの太さの3芯のケーブルを1本用意しました。

画像1


ここまで用意できれば、あとは②説明書通りに線を繋いで、③通信の設定と④プログラムを作るだけですね。残りは次回以降の更新で書きます(次回から100円noteにしようと思います)。特に通信の設定はシリアル通信の肝なので、慣れるまでは大変です。。。何事も慣れるまでは大変か。

それでは、また次回!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?