#3【教員時代の自分に伝えたい!】武士道から学ぶ社会人スキルTop3
みなさんこんにちは!
元教員から転職し、大手企業で教育系新規事業に携わっているビジネスマン3年目の「なべ」と申します!
『葉隠』ってなに?
そもそも葉隠とは、以下のようなものです。
一言で言うと、
江戸中期に書かれた武士の心得が書かれた書物
と言うことになります!
以前youtubeか何かでイェール大学の成田悠輔さんがこの本を「江戸時代中期に書かれた、ある種のビジネス書である」と話していました。
江戸時代以降、武士の役割は戦で死ぬことからエリート階級になり、サラリーマン的な要素が強くなっていきました。
この本はそういった部分に対するアンチテーゼとして捉えることができるそうです。
サラリーマン化した武士に対して、武士の本義的な、自分が死ぬに値する使命をどのようにして見つけていくか、死というものを意識して生きているか、またそれらついてどう考えるべきなのか、ということが書かれていると。
そういった意味では今と繋がる部分も多く
平均寿命が長く働く期間も長い人生の中で、
どのようにして働き生きていくかは現代人にとっても大事なテーマな気がします!
その中で僕が葉隠入門を読んで
「教員時代の自分にこれを伝えたい!」
と感じた社会人にとって重要なスキルや考え方ランキングにしてみました!
ランキングはTop3にして発表していきます。
今回参考にした本
第3位:良き所に気付けば誰しもが師匠
という言葉がありました。
教員の時は他の先生の授業を見に行く機会が結構多かったです。
教員1年目の僕は結構尖っていて、他の先生の授業を見ても「絶対自分の方が面白くできる」と思っちゃうような人間でした笑
ましてや同期の授業はもってのほかです。
自分だったらこうするとか、もっとこうしたらいいのにという部分にばかり目がいっていました。
この言葉は多くの人の中ならそれぞれの長所や特徴を見抜き、そこを真似て学びとるようにすれば、結果としてどんな人も手本になるという意味です。
自分の方が〜と考えるのではなく、どんな先生の授業を見ても「この先生の長所はどこなのか?」を最初に考えることが大事だと言うことですね。
常に学ぼうとする姿勢を持つために、
「この人のどんなところを盗めるのか?」
を考えることが大事というのは
武士の時代から変わらないということですね!
第2位:上役飼育法
僕はすごく上司との関係性構築が難しかった人間で、
なんで上の立場なのにこんなことができないんだと思ってしまう人間でした。
配属後すぐの大きい会議で
「この制度って意味なくないですか?」
と発言して上司に3時間激ギレされたこともあります笑
この本を読んで学んだ大事なのは
「上司を育てる」という考え方を持つことです。
上司といえども完璧ではなく、人間であり、成長が必要なこともあると理解すること。
そして上司を批判するのではなく、共に成長するための協働相手として捉えることで、自分自身も成長し、目標達成に近づけると言うことがわかりました。
こう考えれば自分のスキルアップにも繋がるし、上司との関わりも楽になるんですよね!
結局上司が育てばこっちも楽になるので、批判よりもどうコミュニケーションをとって上司が成長するかを考えることが大事ですね!
第1位:批判の仕方
僕は正義感が強く、こうだ!と思ったことはすぐに意見を言ってしまう性分です。
前述した通り、その性分のおかげで会議で不用意に自分の意見を他者にぶつけてしまうことが多々ありました。
上記葉隠の文章では、
そもそも、意見というものは、まずその人がその意見を受け入れるかどうかをよく見極めることが必要と言うことが書いてあります。
さらに相手を見極めた上で、自分の言葉を信用してもらえるように行動をしておくことが重要だとも書いてあります。
俗に言う、「根回し」ですね。
僕は教員時代思った意見を言うだけで、「その人は意見を聞いてくれそうなのか?」「自分の言葉を信用してもらえる関係性までもっていけているのか?」まで見えていなかったです。
ゴールは自分の考えを実現することと捉えて、
言って終わりにしないために日々関係性を構築しつつ、根回しをしておくことも重要と言うことですね!
最後に
基本はビジネス書をよく読むのですが、
こういう昔の本から学びを得ることはすごく大事ですね!
昔と今では置かれている環境や文化は違えど、少し抽象化すると通じる部分があり学べるんですよね!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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