2016年夏 初めての青春18きっぷ東北旅2日目part2(三陸沿岸)
2016年7月21日(木)の旅の記録 part1からの続きです。
早朝に仙台を出発し遠野に到着。遠野ふるさと村でお昼ご飯をいただいたところからです。part1の記録はこちら↓
帰りのバスまでのまだ時間があったのか、駅の方面に向かってお散歩。
土などの自然の匂いに包まれ、おいしい空気をたくさん吸いながら、何も考えずに歩く。これほど贅沢な時間はないと思います。
何の施設だったのでしょうか。水関係?謎です。
ここは地図で確認したら法門山福泉寺のようでした。時間の都合上拝観はできませんでした。
福泉寺停留所からバスに乗り遠野駅方面へ戻ります。
とおの物語の館へ行き、柳田國男さん関連施設を見学したみたいです。
調べたら旧高善旅館という建物を見学したみたいですね。
この後駅に戻り鉄道旅を再開。遠野駅の跨線橋は素敵な佇まいです。
遠野はまたゆっくり観光したいと思います。
遠野→釜石(釜石線)
後面展望かぶりつき
1線スルー化された駅のようですが、どこの駅か覚えていません、、。
有名な仙人峠・陸中大橋のΩカーブの写真は一切なく、釜石駅に到着。
釜石は製鉄の街。釜石線で通ってきた陸中大橋付近にかつて釜石鉱山があり、鉄鉱石を産出していました。大東亜戦争時は終戦間際の7月に本土初の艦砲射撃(米英連合の艦隊)を受け大きな被害が出てしまった場所です。時代は流れ釜石鉱山は閉鎖されてしまいましたが、製鉄所は残りまだまだ活気のある街という印象ででした。
ここからは三陸鉄道、当時は南リアス線で終点盛までの切符を購入し南下していきます。釜石→盛
ボックスシートには大きなテーブル付き!
当時はまだまだ復興工事中でしたが、今はどうなっているのでしょうか。最近復旧した旧山田線→三鉄再開区間はまだ乗りに行けていないので、この区間も併せてもう一度この目で復興の様子を見に行きたいです。
トンネルも多いですが、美しい三陸の海岸もたくさん楽しめました。
きっと今はとても高い防波堤が完成し、海があまり見えなくなっているかもしれませんが、言うまでもなく人の命・生活の方が大事です。
恋し浜駅ですね。
左から線路が舗装されてしまった大船渡線が合流し盛駅に到着しました。
盛駅からは内陸方面に岩手開発鉄道という貨物線が伸びており、産出された石灰石を輸送しています。セメントの主な原料となる石灰石は国内自給率100%ですね。石炭や鉄鉱石などの鉱山は地下や海底深くトンネルを掘って採掘していたため労働環境やコストの問題等から国内ではなくなりましたが、石灰石は露天掘りなので採掘が容易で埋蔵量も多いため、活気ある国内産業です。秩父の武甲山は石灰石採掘で削られた山ですね。
ここからは青春18きっぷの旅を再開。BRTに乗り気仙沼へ向かいます。
盛→気仙沼(大船渡線BRT)
駅なのにバスが来る。とても不思議な感覚でした。
旧軌道の専用区間は路線バス以外は通行止め
大船渡駅でしょうか、バスとロータリーの関係が不思議な感じです。
BRTは鉄道とバスのいいところをとるので、陸前高田では旧市街地の道路を走ります。街全体の10mのかさ上げ事業の真っ最中でした。
当時の陸前高田駅に到着。今はもっと街が整備されて乗り場も全然違うようです。駅の場所も変わっているかもしれません。
奥に奇跡の一本松が見えます。手前のつり橋のようなものは市街地かさ上げ事業で山から土砂を流すためのベルトコンベヤー設備の一部として作られた橋。「希望のかけ橋」と呼ばれ、撮影当時は役目を果たし解体途中であったようです。
お疲れ様でした。
すっかり日が沈み気仙沼駅に到着。
ここから内陸へは鉄路が伸びています。
大船渡線に乗り換え一ノ関へ 気仙沼→一ノ関(大船渡線)
この日はまた仙台の友人宅へ戻り泊めさせてもらいました。
一ノ関→小牛田→仙台(東北本線) 仙台→北仙台(仙山線)
つづく
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