さて、名詞の種類も3日目、今日で終了です。はりきっていきましょう!
【物質名詞】
私たちの身の回りに存在するものの中で、常に一定の形を保っているわけではないものにつけられた名前を物質名詞と言います。すべて不可算名詞ですが、日常生活では数えたい場面が多いため、その数え方が重要になります。
まず、物質名詞の種類ですが、大きく分けると以下のようなものがあります。すべて不可算名詞と言われると、納得できないものもありますね。
さて、これらの物質名詞を数える場合、直接数詞をつけることができませんから、下記のような表現を用います。物質名詞自体は複数形になりませんので注意しましょう。
(ex1) Would you like a cup of coffee?
(コーヒーを1杯いかがですか。)
(ex2) I'd like two cups of coffee to go.
(コーヒーを2杯持ち帰りたいのですが。)
主な数え方としては以下のようなものがあります。
以上で名詞の種類の解説は終わりです。今回は触れなかった細かい文法事項もありますが、まずはこの3日間の内容をしっかり理解してほしいと思います。また、名詞をどのように捉えるかは言語的にも文化的にも違いがあって、大変興味深い点でもあります。日本語との差異を考えるきっかけになってくれると嬉しいです。