週末英文法 【名詞の種類②】 Apr.28.2024
それでは昨日に引き続いて名詞の種類を学習していきましょう!
【固有名詞】
特定の人や物、事柄につけられた名前のことで、原則として不可算名詞です。必ず大文字で書き始めます。人名、国名、地名、言語などがその代表ですね。日本語との差異もほぼありません。しかし、以下の点に注意してください。
①theをつける固有名詞
固有名詞は普通は無冠詞で使いますが、theをつけて用いるものもあります。詳細に暗記する必要はありませんが、theがつくかつかないかを普段から意識しておくことが大切です。主なものを挙げておきます。
②固有名詞が複数形になったりに不定冠詞がつく場合
この場合の固有名詞は特別な意味を持ちます。主なものを例文で確認しておきましょう。
【抽象名詞】
具体的な形を持たない感情や概念を表す名詞を抽象名詞と言います。英語を母国語としない者にとっては、素直に納得できるものと違和感を覚えるものがあります。言語によって抽象性の範囲や意味が違うんですね。
happiness(幸福)、truth(真実)、peace(平和)、love(愛)、friendship(友情)、hope(希望)のように形を持たない概念は抽象名詞として納得できると思いますが、一見すると抽象名詞とは思えないものも存在するので注意しましょう。
抽象名詞には一般の不可算名詞と同様にsomeやmuchのような数量形容詞がつくこともありますし、a piece ofを用いて数えることもあります。また、形容詞がついて抽象名詞が具体化(普通名詞化)すると不定冠詞のaがつくこともあります。
(ex7) The party was a lot of fun.
(パーティーはとても楽しかった。)
(ex8) He gave me many pieces of advice.
(彼は私にたくさんの助言をくれた。)
(ex9) Studying abroad was a great experience.
(留学は素晴らしい経験だった。)
本日はここまでです。長丁場になってしまいましたが、明日で完結したいと思いますので、ぜひ読んでくださいね!
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