島津製作所子会社の不正行為ー売上目標数値が過度に追及される企業風土の企業で過去何度となく起きている出来事ー

何度繰り返せば、気が済むのかという事例。
他の企業でも事例は多くあるが、それでも取り上げる意味はあるだろう。

島津製作所子会社の不正、43件に拡大　補償9000万円 - 日本経済新聞

20年前「部下との面談で、時には数時間に渡って、会議室から出られない状態で、業績目標を厳しく求めたことや」
↓そしてその上司が九州地区全体を仕切るようになると、、
一部の営業所長に大きなプレッシャが掛かるようになる
↓
装置がある一定期間で壊れるように細工し、保守費用を稼ぐことが出来る様にして、装置の販売と保守を行う。
↓
不正発覚

悲しい経過

GE帝国盛衰史でも似たような事例がありましたね、、ギリギリ不正ではなかったですが、こちらも過度な業績至上主義が招いた事例。

いつかこのようなこのような事例がなくなることを参謀課長は願っています。

それにしても島津製作所はこんな処分で済ますようでは、企業風土を改善する気はない、と受け取られても仕方ないですね、、

不正の責任をとるとして、島津メディカルの経営幹部の処分も発表した。三浦嘉章社長は10%減給とし、技術本部長だった窪田秀和常務は常務職と技術本部長を解く。ただ、三浦社長の減給は1カ月で、窪田氏は取締役には留任する。