近代美術=ノイズ信仰

「人間」への執着心、「人間」の過去へのいかなる執着心も、芸術成立とは何ら関係を結ばないと私には思われる。

「近代美術」は「ノイズ」信仰。それ(=人間)への執着は(彦坂尚嘉氏が指摘するように)「現代」ではなく今後は「伝統美術」になる。例としてのゲオルグ・バゼリッツ。AIの技術革命により、近代の鍍金が落ち、その抑圧の下にあったレオナルド・ダ・ヴィンチ(のスフマート)、ドミニク・アングルらの本質が再び全面に出てくる。

「近代美術」=「ノイズ」=「人間」信仰の現在における本格的な終焉は、「ノイズ」「無頼」がなんだただの「マザコン」だった、という滑稽の姿として露呈する。しかし「マザコン」は「無頼」者(集団)を救済しない。原理的に、できない。そうして「滑稽」が「悲劇」と背中合わせの形になる。

 
参照。
 

加藤 豪@_5925263769112·2月20日
彦坂尚嘉氏「AIアートが出てくると、それ以前のものはコンテンポラリーじゃないですよ。伝統芸術になる。」(42:00~)

【反近代としての商業主義】彦坂なおよしのアート論
https://www.youtube.com/watch?v=yK3DwMlZrH0

加藤 豪@_5925263769112·2月20日
「レオナルド・ダ・ヴィンチの絵にテクスチャーとかマチエールがあるのか。ラファエロにあるか。あるいはダヴィッドとかアングルの作品にあるか。」
(18:00~)
https://twitter.com/_5925263769112/status/1759795518048550917

 
 
他の参照。
 

加藤 豪@_5925263769112·13時間
AIの美術制作は、本当に頭と体力を使う。一つには、勿論AIが疲れないからだが。

加藤 豪@_5925263769112·13時間
制作の合間に、すかさず筋力トレーニングを入れる密度が徐々に高くなった。追いつかないのだ。

加藤 豪@_5925263769112·13時間
腹筋・背筋が基本。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1761662767856308592

 

加藤 豪@_5925263769112·20時間
ドミニク・アングル面白いな。このAI時代にしか、私は本当には注目できなかったかもしれない。「禁止」のイデオロギーとはそういうもので。ある時が来ると、自動的に外れる。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1761563431562600814

 

 

Giorgio de Chirico@artistdechirico·2月25日
To become truly immortal a work of art must escape all human limits. Infinity is the single true nature of Divinity, in Transcendence, Mystery and Silence. - Giorgio de Chirico

Googleによる英語からの翻訳
真に不滅となるためには、芸術作品は人間の限界をすべて逃れなければなりません。無限は、超越、神秘、そして沈黙における神性の唯一の真の性質です。 - ジョルジョ・デ・キリコ
https://twitter.com/artistdechirico/status/1761428798065492449

 

加藤 豪@_5925263769112·2月23日
民衆に許されることでも、芸術家には許されないことがあるという私は考え。これは(よくある陳腐な)民衆との対決図式とは違う。(近代的)この手の対決図式を保持しながら、それに依存し自らを空虚に根拠づけ、かつ過剰・民衆的な振る舞いをする馬鹿な人々が巷に多くいる。
https://twitter.com/_5925263769112/status/1761003123869683725

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