「解離」文化としての、’90年代サブカル〜今日

昨日妻と話していて、’90年代サブカルについて妻が「残酷なこと(または表現)に対する耐性があるフリをする文化」という言い方をしていて、なるほどなと。そうすると、ゼロ年代以後ともあんまり境が無くなり、現在まで地続きであるという印象が私はあります。私はこれらに距離を持って、美術家として観察対象にしてきたという自覚はあります。

妻は私の’97年世田谷美術館、『デ・ジェンダリズム』展参加の時に私に同行していて、二次会のパーティ会場で小山田氏の元妻でもある嶺川貴子氏と(おそらく音楽の共通の関心において)ふと気づくと話していました。私よりおそらく「渋谷系」のようなものが発生してくる下地のようなものは(ボサノバとか)、共感性が妻は元々あったと思われる。

残酷なこと(または表現)に対する耐性があるフリをするというのは、精神医学用語で言えば、「解離」ですよね。つまり’90年代サブカル(〜今日)は「解離」文化だと。


[追記] 参照。(Wikipedia “渋谷系”)

アーティスト一覧
渋谷系

ICE
宮内和之
国岡真由美
ヴィーナス・ペーター
嶺川貴子
ORIGINAL LOVE
カヒミ・カリィ
Cornelius
スチャダラパー
Spiral Life
石田ショーキチ
車谷浩司(AIR)
チボ・マット
テイ・トウワ
TOKYO No.1 SOUL SET
Buffalo Daughter
ピチカート・ファイヴ
小西康陽
野宮真貴
Fantastic Plastic Machine[18]
bridge
カジヒデキ
pate
清水ひろたか
フリッパーズ・ギター
小山田圭吾
小沢健二
United Future Organization
Yukari Fresh[45]
ラヴ・タンバリンズ
Eli

ネオ渋谷系
詳細は「ネオ渋谷系」を参照

advantage Lucy
roboshop mania
Cymbals
土岐麻子
GOMES THE HITMAN
ROUND TABLE
Swinging Popsicle
capsule
中田ヤスタカ
QYPTHONE
中塚武
https://ja.wikipedia.org/wiki/渋谷系

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