好きとか恋とか愛とか分からねぇんだけども。(映画を見た)

僕は映画を見るのが好きというか、映画を見るだけの時間と心の余裕がある日が好きでして。先週と今週で映画を意図的に三本見た。意図的ってのは金曜ロードショーみたいに流れで見るものじゃなくて自分で選んでってこと。

まぁなぜかその三本が偶然で必然にkind of LOVE STORYというか「恋愛とは?好きとは?愛とは?」みたいなお話でね。これらを見た理由は分かるけど分からないような感じ。
人が人を思う気持ちは悩みでもあるし憧れでもあるし、人生の一番美しい瞬間であり二度と思い出したくないという可能性もあるからたぶん知的好奇心がわくんだろな。知りたい。

1.Lady Bird

この映画は2017年の映画。目黒シネマという名画座(旧作の映画を上映するレトロな映画館)でやっていた。アメリカに住む17歳の少女の青春...苦い、甘い、酸っぱい、つらい、最高etc.いうなりゃ形容詞全部詰め込めるくらいの心情が揺れ動く映画っす。友達ができる、失う。恋人ができる、失う。夢を見つける、破れる。でも人生って最高!なにがあるかわからないという感じ(雑)。

親も大人という前に一人の人間だと気づく。人間は美しい瞬間だけでできているわけじゃない、当たり前の事だけど。怖いものなんてないって希望にあふれる若い心がニガイ事にぶつかると心が壊れそうになる。
けどそれを乗り越えていってもっと美しい世界に羽ばたくぜ!と元気をもらえます。自分の人生を見つめるのにもオススメ。

2.CALL ME BY YOUR NAME

こちらも2017年、しかも同じ名画座で見ました。二本立て上映で学生は1200円、つまり一本600円で鑑賞。毎日金欠の大学生にはありがたいでごわす。

1983年夏、イタリアの17歳の少年とアメリカから来た24歳の大学院生青年の恋の物語。ゲイの恋物語という紹介はまたもや雑ですが許してください。

この作品は恋愛ものとしてより、どちらかというと北イタリアの街の風景や時代とか登場人物とかの設定が良い。流れる時間の映像感が素晴らしいと感じました。
Lady Birdの時間の流れやメッセージは似てるけど、こちらは幻想的。そして1983年当時のLGBTのシチュエーションをとらえている部分とお互いにユダヤ教を信仰しているからか二人の近づき方が繊細。僕はゲイ当事者だからなのか知りませんが、要所要所で涙しました。けどHのシーンは激しいから不覚にもポゥがアツくなるのでプラマイゼロ。

有名だとは思いますが少年のお父さんが息子の恋心に気づいたときに発したメッセージは是非確かめてほしいところです。きっと多くの人の心にしみると思います。エンディングでの主人公ティモシー・シャラメくんの演技も素敵で最初から最後まで目が釘付け。

3.Love&other drugs

amazon prime にて。アン・ハサウェイが主役というだけで見てしまいますよね~わかる。

パーキンソン病という不治の病にかかったアンハサウェイは一生孤独でいるとあきらめている。そのため恋人は作らずセックスだけの関係でね。そこに惚れたイケメンの話。雑に紹介すればセックスから恋が始まる素敵な物語!王道の紆余曲折ラブストーリー。

王道は面白くはないけど安心して見られるので好きですね。愛もdrugの一部というメッセージも込められているかな?addictionもあってside effectもある的な。ちょいわからないけど。

終わりに。

なんで人は映画見るんでしょうね。ただの娯楽?

僕の答えは人生って謎だから。分からないことって不安じゃん?見えない未来を映画から得るためなんだと思う。不安って悪い事じゃなくて「今」ベストな選択をするためにあるものだと思うんだよね。あくまでも「今」ね。
けど不安になりすぎると狭い考えから抜け出せない事もあるし、直接的には未来は見えないので論理が矛盾していますが見逃してほしいところです。

もし良かったらOwl cityのCinematicという歌も聞いてみてください。自分の人生を映画に例えたエネルギッシュな曲です。
Follow your dreams, cause your life is a movie!

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