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【保存版】抹茶好き女子が推薦!おもてなし・茶の湯を学べるおすすめ本5冊!

わたしは抹茶が好きだ。

抹茶を飲むときにどんどん泡立っていく姿は可愛いし、味に関しては言葉にできない美味しさがある。

でも、抹茶は趣味ではなく「仕事」になった今は、「好き」だけでは魅力を伝えるのは難しくて、

・他のことにたとえて紹介したり
・長い歴史を噛み砕いで伝えたり
・効果効能をやさしく記したり

そうやって伝えるためには、勉強しなければいけないと思い、ひたすら本を読んで勉学に励みました。

そんな中を合計20冊ほど読んでいると、どんどん視界がひらけていく感じがしたんです。本を読むだけで、ここまで知識が深まるんだと…。

そんな体験をもとに、「これはいい!」と思った本たちを厳選し、紹介します。

だんだんと沼にはまっていくような順番にしたので、上から順に読んでみてください。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

樹木希林さん、多部未華子さん、黒木華さんらが出演している映画で話題になった「日日是好日」。(prime videoで公開中)

最初読み方がわからなくて「ひびこれすきなひ」なんてよくわからないことを言ってました笑。「にちにちこれこうじつ」って読みます。

映画で最初観ていると「こんな世界あるんだ…異世界だ…」ってボーダーラインを引いてしまいがちなんですが、本で読むとなぜか、自分の生活に茶の湯をとりいれたらいいことあるかもって思うことができます。

お茶によって感じられる四季の良さだったり、浮き沈みする気持ちをお茶のおかげでコントロールできるようになったり。

私は、この本がきっかけで茶道をしっかりやってみようという気持ちになりました。


もしも利休があなたを招いたら

タワマンに茶室を作ってしまった千宗屋(せんのそうおく)さんの、本です。
窓からは東京タワーが見えるんだとか…ロマンチックすぎる!

茶室っていうと、低くて暗くて…普通の人は入れないイメージがあると思うんです。着物じゃなきゃ入っちゃいけないみたいな…。

そんな規定概念を変えてくれる本です。

表面的な作法ではなく

・「茶の湯」というものがなんでここまで長きに渡って伝えられてきたのか
・千利休が本当に伝えたかったものはなんだったのか

本質的な部分を、かなりわかりやすく解説してくれています。

お茶をやってない人ほど、これは読んで欲しい本です。

※アマゾンに売ってなくてBOOK OFFで買いました。


お抹茶のすべて

そもそも抹茶ってなに?
抹茶ってどうやってできてるの?

という、基本的な抹茶への理解を深めることができます。

「ハーゲンダッツショック」の章は、だれしもが記憶に残っているであろう内容で面白い。

写真やデータも多くあるので、「お抹茶のすべて」を網羅的に知りたい人にこの本はおすすめです!


利休にたずねよ

戦国時代には珍しいといわれた、茶人であり武将ではない利休の切腹。

なぜそのようなことになってしまったのか…。

切腹から遡るようにストーリーが進んでいきます。
その一つひとつが伏線になってて面白い!!

ミステリー小説を読んでいるかのような感覚になります。

市川海老蔵さんが主演を務めた映画でも話題になった「利休にたずねよ」

利休は茶室で仙人のように佇んでいるイメージでしたが、そんな利休への印象ががらりと変わりる作品。

千利休に対して、大将軍とのやりとりは、現代の上司とのやりとりにも活用できるなと思った一冊です。


茶聖(ちゃせい)

ぶ、分厚い!!!

めっちゃ分厚くて読み応え抜群の本がこちら。

今まで読んできて、なんとなくお茶の歴史とかイメージ、そして千利休の印象が頭に刻まれてきたころです。

そんなときに「茶聖」を読むと、全てがばーっと繋がる感覚があります。

千利休がいかにすごいのか…そして、千利休をそばにおいた豊臣秀吉や織田信長の審美眼のすごさも。

分厚いし漢字が多いしで気合いが必要ですが、一度世界に入り込めるとノンストップで読み進めることができます。

茶の湯の歴史から、それにまつわる周辺のことまで、全てを楽しみながら学べる一冊。

千利休の行いから自分の行動に転用すると、結構いいことがあります。(体験談…笑)


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今まで20冊以上、お茶にまつわる本を読んで、私の考え方に影響を与えた本を選びました。

本は、1つのジャンルで1冊読むだけでは理解が深まりきらないと思っています。15冊くらいからやっと色々繋がっていく感覚があります。

ぜひ今回紹介した5冊から、様々なお茶にまつわる本を読んでみてください。

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抹茶大好きな私が、抹茶への愛を詰め込んだ抹茶ブランド「千休(せんきゅう)」をやっています。よかったら覗いていってください。(飲んでくれたら嬉しいです)


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