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舌のはなし その3

舌の話が多くなります。

以前「低位舌」の話題を書きました。私自身、ここ数か月で自分の変化に驚いているところです。自分は低位舌ではないと思っていたのが実は完全に正常ではなく低位舌の傾向があったかもしれないと気付いたのです。

3か月前から、一日30分はヨガ、ピラティス、エゴスキュー等の運動を少しハードめに取り入れるようにしました。2か月目あたりから、夜寝ている時(目覚めた瞬間)や日常でふとした瞬間に確認する自分の舌の位置が、以前とは違っていることに気付きました。上顎に舌先が付いていた状態から、奥から全体にぴったり吸盤のように張り付いている状態へと変わってきました。当然ながらその前に身体が変わってきました(姿勢改善・痩身・筋力アップなど)。

舌のトレーニングはほとんどやっていないに等しく(歌ったり、指導したりなどで使っている頻度は変わらず)身体のトレーニングによって舌の状態が変わってきたことは間違いないようです。

舌骨と筋膜と横隔膜は連動しており、舌は筋肉の塊で姿勢維持に重要な役割を果たしています。一つ一つは歌の上達にすぐに結びつくものと言う簡単な話ではないのですが、歌を歌うために舌を含む身体を理想的な状態にしておくことは大切なことだと思います。


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