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この桜より大きな愛は無い🌸

ダミアンさんの今まで動物をホルマリン漬けにして半分にぶった切っていたあの感性はどこにいったのだ。。なんて美しいのか。あえて真ん中を作らない作品。。。

人を魅了させるものを創る人や、
唐突に有りえないことをする人は

私の経験上、彼、彼女をそうさせた何かがある。


生い立ちを調べると、
やはりそうだ。。。


どの時代も一般的から少し外れた、
いわゆる頭おかしい人が革命や感動をつくっている


私は、薬物で捕まってしまった人や、壮絶な人生を生きてきた人の話を仕事で聞くことがある。。。

絶望の中にいる人が多くて、、
この作品を見せてあげたいと思った。

一握りであり、これをみて何か思う人が少ないことは承知しているが、、、、

まだチャンスはあるのだ!!と言いたい。



まあそんな事は言えないので、心の中にとどめておいた。

そんな事を思いながら、美術館を歩いていた。



下記一部引用
「ハースト自身が認めているように、1995年以降は深刻な薬物中毒とアルコール依存症に冒されており、その時期の作品は初期の繰り返しや自己模倣との議論もある。」

「近代以前の絵画は特別で唯一無二であるからこそ価値があった。しかし現代のシーンは、記号的で平明なもの、ポケモンカードのように誰もが知っているものを欲しがるし、みんな、同じものを見たがる。」

ハーストは前述したドキュメンタリーのインタビュー中、桜の油絵を描く母親にまつわる幼児期の記憶を持ち出し、木を描くことで抽象画と具象画を往復する可能性を意識していたことを強調していた。これは絵画の永劫回帰を希求するものだろうか。あるいは満開の桜が、数日のうちに散ってしまう運命を内包するからこそ、季節の循環を人々に知らせる役割を担ってきたように、ハーストにとっても何かの「終わりの始まり」を暗示するものなのだろうか。」


「CHERRY BLOSSOMS」

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