な
2021年に頒布したアバッキオ中心の護衛チーム短編集です。
大事な連絡をまとめるところ
表紙とあと漫画以外のページです。 頒布当時もwebに再録してからも、読んでくださりありがとうございました。 みんなの人生が良くあって欲しくて作った本です。 エモーショナルなところはあんまり言語化できない。 その辺は漫画に詰め込んだつもりなのでなんとかなっていることを祈ります。 ここでは当時あとがきに書ききれなかった、モチーフに関しての話を好き勝手書こうと思います。特に読まなくていい。 アバッキオのアニメ版の配色のことがずっと気になっていて、「宵」「ゆうべ(夕べ)」は
恥パの二次創作でした。ある意味三次創作ですね。 白っぽくて時間がゆったりした見開きは7部の影響です。 7部の間の取り方って本当にかっこいい。 恥パの、フーゴの自他境界が掴めなくてもがいている感じが好きです。 人との距離の線引きがハッキリしているアバッキオに対する解像度が絶妙に低いのが。 そういう距離感を描きたくて 「フーゴはアバッキオの考えてることが分からない」 「アバッキオはフーゴの考えてることが(似たもの同士だから経験則で)分かる」 というズレを常に意識していました
ジョジョの二次創作で一番最初に描いた漫画でした。 護衛チームはなにかとみんなでテーブルを囲んでいる印象が強いです。 はたから見たら完全に友達に見えるんですけど、どうやら本人たちにそのつもりはないらしい…という絶妙な距離感が好きです。 直接干渉はしないんだけど、なんとなく心の奥で痛みに共感しあって繋がっている関係性が美しい。 この話は「皿」の比喩のほかに「雨」もサブテーマになっていました。 暗い過去の象徴である雨が止んで、少しずつ雨水の溜まったところから踏み出していく
前半がヴェネツィア、セリフが書き文字になってからが、サン・ジョルジョ・マジョーレに向かうボートの回想です。 これはちょっと表現がわかりにくかったですね。 サン・ジョルジョ・マジョーレの桟橋での「オレの落ちつける所は…」で締まるデッケエ啖呵は、その手前に「オレ『も』もともとよォ~~~」とあるように、アバッキオ以外の、アバッキオ同様に「社会からはじき出され」た誰かに向けた演説だ。と思う。 それが誰かといえば、動揺しているほかのチームメイト(もちろんフーゴも含む)で、つまりあ
ナランチャとミスタがいると会話がスムーズで楽しいです。 夕暮れの素朴な美しさを受け止めて、まっすぐその美しさを賛美できるのがナランチャであると思います。 ナランチャを通して見る世界や人物像はあったかそう。 初めて3Dの力を借りた漫画でした。難しかった。
トリッシュは組織の外の人間で、異性で…という感じでチームのメンバーとは違った視点を持っているので、こっちの角度から読んでいく5部も面白いよなと思ったりします。 ブラックサバスはデザインがカッコいいし、漫画にも描いた通り試練に詩情がある気がして好きだ。 オシャレな試練でチンピラの将来を試そうと考えるポルポの趣味はやっぱ邪悪ですが。 今回の短編集全体で言えば、夕暮れという曖昧な時間が、5部の中でどんな意味を持っているのかを提示するための話でした。
なです。 Twitterに何かあったときのお知らせ用としてnoteを動かしてみました。 今後もしTwitter以外のSNSを始めることになったら、ここに書こうと思います。 各種リンク (23.7.7.現在)絵の倉庫:Pixiv 同人誌の通販:BOOTH 匿名コメント宛先:お題箱