2023年5月に観た作品まとめ

5月に観た映画

  • レザボア・ドッグス

  • 隣人は静かに笑う

  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

  • ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

  • マジカル・ガール

  • ジェーン・ドウの解剖

  • ギャラクシー・クエスト

  • TAR/ター

  • クリード 炎の宿敵

  • 処刑人

  • ミッション:インポッシブル

  • パーフェクト・ケア

  • BOY A

  • The Witch/魔女

  • アルゴ

  • ディザスター・アーティスト

  • スペル

  • 遊星からの物体X

  • バタリアン

  • 激突!

映画20本。

ピックアップ感想

1.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

ジェームズ・ガン監督のシリーズ最終作。個人的にMCUシリーズ最高傑作。前2作と違い、ロケットを主人公に据えて彼の過去とこれからを描く。MCU全体で見ればさほど強大な力を感じないヴィランながら、独善的な行動の胸糞の悪さが天下一品で一作だけでしっかり嫌いになれる魅力を発揮しているハイ・エボリューショナリー。そんなヴィランの理想には当てはまらないガーディアンズが立ち向かう姿が美しい。そしてそれに合わせたサウンドトラックが映画と音楽の合わせ技で胸をえぐる大傑作。エンドロールまで思い出がぎっしりで大満足の一品。

2.ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

誰もが知ってるであろう大ヒットゲームのアニメ化作品。王道的なストーリーながら目の前に広がるマリオの世界にワクワクせざるを得ない。あのとき遊んだゲームを懐かしみながら色んな思いが湧き出る。クリス・プラットやアニャ・テイラー=ジョイなどの豪華声優も個人的にツボ。マリオに触れたことがある人になら問答無用でおすすめできる。

3.TAR/ター

ケイト・ブランシェット主演のサイコスリラー。表と裏、加害性、性差別、偏見、実力主義、権力、利害関係、嘘。人間が生きていく上で見せたくない部分を見せつける。ケイト・ブランシェットの演技が凄まじく、特に「権力を振りかざして価値観が違う相手を痛めつける姿」と「性的魅力を感じる若い女性に鼻の下を伸ばす中年の姿」が圧巻。アカデミー賞を逃したものの、こちらの演技が獲っていてもおかしくなかった、そんな素晴らしい演技を見せてくれたケイト・ブランシェットという役者が持つ輝きを感じれる作品。

4.BOY A

アンドリュー・ガーフィールド主演のドラマ。過去に問題を起こし服役した青年が保釈され、名前を変え更生する努力を続け少しずつ社会に溶け込んでいくが、一人の少女を救ったことで報道され過去が暴かれてしまう。その過去の重さ、向き合ってもらうことすらできないほどに変わる周囲の反応。今の自分からは遠い環境に感じるけど、「もし自分が主人公や周囲の人間だったら…」と考えさせるリアリティを放っている。アンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技が凄まじい。

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