バルト三国へ:ヴィリニュス(リトアニア)
ヴィリニュスはリトアニアの首都です。今回まわったバルトの都市は旧市街の規模が小さく徒歩で十分というところも多かったのですが、ヴィリニュスはわりと旧市街が広いので、徒歩だとやや疲れました。(街中にはほとんど公共交通機関がないのですが、街の外側をバスやトラムが走っているので、必要に応じて使ってみるのもいいかもしれません。)
街中には本当に教会が多く、ミサも頻繁に行われていました。教会の前で十字を切ったり、中で熱心に祈りを捧げている方々がたくさんいらっしゃいました。これまで様々なキリスト教圏を訪れてきましたが、こんなに生活と教会、祈りが密接に繋がっている人々がたくさんいるというのをたくさん目にすることはありませんでした。とても新鮮でした。
また、街中や教会の前などでお金を求める人がいたり、ごみが落ちていたりという雰囲気からは、ヨーロッパのラテン語ベース圏での滞在を思い出させられることも多く、「バルト三国」とまとめられる中でも、北から南下してくる中で様々な差異を感じられたので興味深かったです。気温も、エストニアやラトヴィア滞在時よりはだいぶ高く、30度を超えていました。湿気が少ないので日本ほど不快ではありませんでしたが、やや暑かったです。
今回は3日間しかなかったので、あまりのんびりできませんでしたが、やや都会らしいところと都会らしくない雰囲気が混在している不思議な魅力のある都市だと思います。もっとゆっくり滞在できれば楽しかったかなと思います。
ヴィリニュス駅。
夜明けの門。旧市街への入り口です。
夜明けの門(旧市街側から)。2階にはマリア様の像があるので、門を通るときに挨拶をしたり十字を切ったりしている方がいらっしゃいました。
歩いているとたくさんの教会を目にします。
街外れの城壁を見に行きました。
教会多いなあ。
ご飯。何かいつも同じものを食べていますね。笑
夜明けの門の近くの市場です。
建物の中。
建物の外。
こういう市場の敷地外(道)などで野良市場(?)をしている人もたくさんいました。笑
ヴィリニュス大学です。入場にはお金が必要です。
ヴィリニュス大学の食堂でご飯。カードは使えませんでした。お値段はかなりリーズナブルで、確かスープが1.5ユーロ、ツェペリナイが2.6ユーロくらいでした。
聖堂前の広場です。
聖堂の隣の塔の近くにあるタイルです。この上を回りながら願い事をすると叶うという言い伝えがあるそうです。
丘の上の城跡に行きました。
何だかマリオの城っぽい。笑
丘の上から街を見下ろします。
なかなか良い眺めです。
丘を降りてまた別の丘に行きました。
こんな感じの道を登っていきます。
十字架がそびえ立っています。
丘から見下ろすパート2。
街中へ戻りました。
本当にたくさん教会があります。
ウジュピス共和国(?)にも行きました。「川向こう」という意味のエリアだそうで、若いアーティストなどが集まっているそうです。
国境を主張している看板?笑
ウジュピスの中は、謎のオブジェがあったり強いお香の匂いがしたりしていて、なかなか独特なファンキーな雰囲気でした。
エストニアではカリというドリンクを飲みましたが、リトアニアにはギラというものがあるそうで、多分同じものだと思います。麦を発酵させた甘い、ビールではないドリンクです。
川沿いって何か好き。
空港までは電車で行きました。何と2両編成!驚きでした。他の都市へは行かず、中央駅と空港の往復のみしているようです。
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