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林 秀彦 氏の著書

私、今のところ大きな病は無いが、
明日死ぬ可能性が無いわけじゃない。
そう考えた時、林秀彦氏の本を再読し書いておこうと思った。
十年以上前に全て処分したが、また買った。あと、数冊届く。

林 秀彦(1934/ 9/26 - 2010/11/19) 脚本家
1988 - 2005、オーストラリアに移住。帰国後、大分県。

著書「日本を捨てて、日本を知った(1999)」を読み、
なにかを感じ、メールをした。返信は無かったかもしれない。
あれから、二十数年経つ。私は、なんの行動も起こさなかった。

著書「憎国心のすすめ(2009)」を読み、
当時書いていたブログに、抜粋を入力した。
(このブログも閉じ、林秀彦氏の本は、手元から離した。)

【1988 - 2005、
 日本に絶望し、オーストラリアに移住するが、
 オーストラリア人の考え方に同調出来ず、
 日本の世界観こそ、人類にあるべき理想ではないかと
 考え始める。

・「ジャパン、ザ・ビーティフル」(中央公論新社 1996)
・「日本を捨てて、日本を知った」(草思社 1999)
・「ココロをなくした日本人」(毎日新聞社 2000)
・「『みだら』の構造」(草思社 2000)
・「逃げ出すための都」(アーツアンドクラフツ 2001)
・「海ゆかば山ゆかば」(PHP研究所 2002)
・「失われた日本語、失われた日本」(草思社 2002)
・「悲しいときの勇気」(明成社 2003)
・「老人と棕櫚の木」(PHP研究所 2003)
  読んだ「老人と棕櫚の木」林 秀彦 著(PHP研究所 2003/10/16)|naka (note.com)

【2006 - 2011、
 日本に帰国するも、日本と日本人の惨状を目の当たりにし、
 日本に抱きつつあった希望が、妄想であった事を知る。】

・「この国の終わり」(成甲書房 2006)
  再読「この国の終わり」林 秀彦 著(成甲書房 2006)|naka (note.com)
・「日本人はこうして奴隷になった」(成甲書房 2008)
・「日本の軍歌は芸術作品である。」(PHP研究所 2008)
・「911・考えない・日本人」(成甲書房 2008)
・「おテレビ様と日本人」(成甲書房 2009)
・「憎国心のすすめ」(成甲書房 2009)
  再読「憎国心のすすめ」林 秀彦 著(成甲書房 2009/12/15)|naka (note.com)

昨日、「憎国心のすすめ」を再読した。
日本の良いところはこんなにある、
という松岡正剛氏と対立する考え方。
いや、林秀彦氏は日本の良いところを認めてきたが、
全体的にみて、
この世界で生きるには、短所でしかない、と言う。

私は、ここの狭間(林秀彦氏と松岡正剛氏)で、
折り合いを見つけなければならないのだが。。。