林 秀彦 氏の著書
私、今のところ大きな病は無いが、
明日死ぬ可能性が無いわけじゃない。
そう考えた時、林秀彦氏の本を再読し書いておこうと思った。
十年以上前に全て処分したが、また買った。あと、数冊届く。
著書「日本を捨てて、日本を知った(1999)」を読み、
なにかを感じ、メールをした。返信は無かったかもしれない。
あれから、二十数年経つ。私は、なんの行動も起こさなかった。
著書「憎国心のすすめ(2009)」を読み、
当時書いていたブログに、抜粋を入力した。
(このブログも閉じ、林秀彦氏の本は、手元から離した。)
【1988 - 2005、
日本に絶望し、オーストラリアに移住するが、
オーストラリア人の考え方に同調出来ず、
日本の世界観こそ、人類にあるべき理想ではないかと
考え始める。
【2006 - 2011、
日本に帰国するも、日本と日本人の惨状を目の当たりにし、
日本に抱きつつあった希望が、妄想であった事を知る。】
昨日、「憎国心のすすめ」を再読した。
日本の良いところはこんなにある、
という松岡正剛氏と対立する考え方。
いや、林秀彦氏は日本の良いところを認めてきたが、
全体的にみて、
この世界で生きるには、短所でしかない、と言う。
私は、ここの狭間(林秀彦氏と松岡正剛氏)で、
折り合いを見つけなければならないのだが。。。