きく【古楽から大貫妙子さんへの道】
古楽(中世西洋音楽、ルネサンス音楽、バロック音楽の総称)と
大貫妙子さんについての、音楽共通性の話ではないです。
来年1月6日、大貫妙子さんのコンサートを
はじめて体験するにあたりまして、大貫妙子さんの歌に浸るため、
こちらとしても万全の調子にしておく必要がございます。
妻からの一言(カッコ内は、口には出さないけど言いたいこと)。
「(今は大貫妙子さんの音楽にベクトルが向いているけど、
年末年始、別の音楽ジャンルに興味が出て、
今の高揚した状態ではないかもしれないのに、
高価なチケットを買っても)。。。大丈夫?」
大丈夫ですよー。。。たぶん。
(そう言えば、今年の年始は、
南イタリアの「毒蜘蛛に刺され延々と踊り続ける音楽
【タランテッラ】」を聴いてましたね。
あれは毒を出すために踊るのか、毒がまわって踊るのか。。。
イタリア音楽は、オペラやカンツォーネだけではないがぜよ、
と思っておりましたが、今、古楽を聴いております。。。)
その古楽から、大貫妙子さんの方へ、
いつでも帰れるように道をつくっておきたいと思います。
まえおきが長くなりましたが、以下のルートとなります。
サラバンド 「涙」(ジャック・ガロ) つのだたかし(リュート)
古典舞曲。つのだたかしさんのソロ・リュートの音色は優しい。
国王フェリペ2世謁見: ファンタシア
アントネッロ(2007)
濱田芳通さん率いる古楽アンサンブル。
天正少年使節の頃の音楽は、どうしても気になるなぁ。
西洋音楽事始めは、ザビエルに日本が見つかって、
そして、宗教と一緒に、キリスト教音楽なるものが。
しかし、ユニークですね。
これは想像の細い糸をつないでいく、
将棋界で言えば、渡辺明九段のようです。
(適当なことを言いました。)
日本の古楽関係で、似たような試みはあるのだろうか。
また、アントネッロのベクトルは、他にもあるので、確認していきたい。
「グラスホッパー」坂本龍一+ダンスリー(1982)
さて、ここが分岐点になります。
ダンスリールネサンス合奏団だけのアルバム入手は難しいし、
動画も二時間ライブものしかなかった。
坂本龍一さんとのコラボ・アルバムは入手出来る。
ネット動画も観られる。坂本龍一さんの古楽への接近。
ダンスリーは、日本での古楽の草分け、らしい。
「come here go there」レイ・ハラカミ(2005)
これはまったく関係ないものを持ってきました。エレクトロニカ。
こじつけを言えば、レイ・ハラカミさんは、
矢野顕子さんとのアルバムがありますね。。。
「20220123」坂本龍一(2023)
言わずもがな。
「Flower」大貫妙子・坂本龍一
ゴールです。これでいつでも帰れます。