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よんだ「この先には、何がある?」群ようこ著(幻舎社文庫 2022)

片桐はいりさんのエッセイ「もぎりよ今夜も有難う」を半分読み、
群ようこさんのエッセイへ。お二人とも読みやすい。
群ようこさんの後、はいりさんのエッセイには戻らず、
大貫妙子さんのエッセイ「私の暮らしかた」を読んでいる(半分くらい)。

忘れないうちにと、備忘録です。群ようこさんのエッセイ。

【転職六回】からはじまり、【四十年】までのお話。自伝。

群ようこさんの原作「かもめ食堂」は読んでないのですが、
その映画で、主演の小林聡美さんの台詞
『やりたくないことを、やらないだけなんです。』
それは、群ようこさんの指標なんだなぁと、エッセイを読んで。
かっこいい!

群ようこさんと、もたいまさこさんの共著「活!」があるように、
お二人の仲がある。群ようこさんと小林聡美さんが出会うのは、
もたいまさこさんの家で、となる。

映画「かもめ食堂」は、既に出演者として、もたいまさこさん、小林聡美さん、片桐はいりさん、と決まっている状況で、群ようこさんに映画のための原作依頼があった。

群ようこさんの好きな映画として、何の大きな事件もおきないが、じんわりと心に響く物語が頭にあり、それは「かもめ食堂」で表現されている。
私(naka)もそんな映画が好きだ。

群ようこさんは、当初、主演(食堂の主人)に、もたいまさこさんを考えていたが、もたいまさこさんに伝えると、あたしじゃなく、小林聡美さんの方がしっくりくる、という事で、あの映画のキャストとなる。

なるほどなぁ。エッセイの一部のお話でした。

まだ、読んでませんが、群ようこさんの本は、松岡正剛さんの千夜千冊にも選ばれている。「あなたみたいな明治の女」。