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みる「もっと知りたい 田中一村」大矢鞆音 著(東京美術 2010)

作曲家・田口和行さんの note には、興味深い人のお名前が出てくる。

と書き出したが、
田口和行さんの事にふれぬわけにはいきませんね。
芸術やクリエーターを生業とされるのは、しんどい生き方だと思います。
今あるべき自分を、今までの自分が、
意識的に乗り越え続けねばならないのですから。
ご自分の苦悩を含め、赤裸々に言葉を綴られている。
田口さんの音楽は、また改めたいと思います。

で、田口さんが以前より、生き方に心を寄せられているうちのお一人が、
日本画家・田中一村。

田中一村(1908/ 7/22 - 1977/ 9/11)
水墨画(南画)スタート。7歳、児童画展で受賞。
20代前半、水墨画と決別し、日本画へ。
40歳頃、日本画家・川端龍子主催の青龍社展。
落選不服により、川端龍子と絶縁。
50歳。中央画壇に絶望し、千葉から奄美へ移住。

ビギナー作品集の表紙は、「ビロウとアカショウビン」(1962)。
54歳頃の作品ですね。画面上部の墨色の葉が「ビロウ」。
「アカショウビン」は鳥です。

いちどは「アカショウビン」を見たいですね。
しかし、この絵のアカショウビンの眼が、
私の好きな「哲学鳥:アカショウビン」の眼ではない。
もちろん、こういう眼もされるのでしょうが、
一村氏のその後描かれたアカショウビンは、
遠く深くを見つめるような「眼」を描かれてました。

勝手に「哲学鳥」と言っているのは、私nakaだけです。
ご承知願います。

私の好きな「アカショウビン」がいないとしても、
一村氏の描かれたものは、個人的に好きな絵です。

やはり最後に、
田口さんが、現在、果敢に取り組まれている電子音楽ではないけど、
作曲されたもの動画を。

田口和行(作曲) Chilling
マンドリン:望月豪 ・  ドラム:望月純

田口和行(1982/ 7/30 - )
現代音楽作曲家。