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千夜千冊以外も読まずにいられない

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千夜千冊関連以外、買わないことにしていますが、そういうわけにはいかないのです!
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記事一覧

備忘録『チーム ヒューマン』ダグラス・ラシュコフ著(ボイジャー 2021)

【2,640文字】 岡田斗司夫さんの動画をみて、 ダグラス・ラシュコフさんの『デジタル生存競争』を 発注しようとしましたが、品切・中古高めで、別著書作に変更。 『ネット社会を生きる10ヶ条』も同様。 2著作の間の作品『チーム ヒューマン』は入手出来ました。 デジタル技術はすべて、軍事目的からの転用だと思ってましたが、 そうでもないのですね。なんの情報の処理能力だったのか? テレビが国民洗脳の道具になっている事には気づいていても、 SNSは違うと思っているかもしれない。

備忘録(前半)『エーテル医学への招待』崎谷博征 著(秀和システム 2023)

【3,987文字】 崎谷さんの上記の文章(最近のHP記事)が意識にひっかかった。 以前にも同様の話をきいていた。 未来の日本を憂いて亡くなられた林秀彦さんの著作の、 参考文献(ユダヤ陰謀論系)を読む中でユダヤ系の名だたる人らが、 世界の大多数にプロパガンダを行っている、と。 ここで言えば、優生思想(ダーウィンのいとこが提唱)、 唯物思想(マルクスほか)、ダーウィニズム(ダーウィン以降)。 現代の西洋医学が疑わしいのであれば、土台の科学自体、疑わしいかも。 ということで

備忘録『有害重金属が心と体をむしばむ』大森隆史 著(東洋経済 2005)

さて、朝から有害重金属の話なんてヘヴィー過ぎますが、 自分ルールで、今日パソコンを使える時間帯は、午前中だけですので、 キーボードを打っていきます。 著者:大森さんは、化学から医者になられた方で、公害問題にお詳しく、 このような本を出された。19年前ですが。 公害問題って、昭和30年代、40年代の話でしょ。 いやいや、裁判はずっとやってたし、今も完結しているのかどうか。 その訴訟話とは別に、重金属は、あらゆるところから入り込む。 まぁ、水道がメインなのか。 重金属汚染の現状

再生

今読んでいる本 2024/ 8/24

平井先生、秋保良子先生、藤森さんには申し訳ないが、 中古本が少し安くなってきたので入手し、読み始めました。 舌の重要性を発見された平井先生は、天才肌のようだ。

守衛さんに本を紹介する件

「俺にも本を紹介してよ。」 守衛さんは、出社・退社時に常に本を持っている私を見て、 気軽に言ったに違いない。 ・守衛さんは、本を読むタイプではない。 ・身体を鍛え、己の肉体美をみてほくそ笑むタイプ。(多分) ・お酒が強く、寝場所の近くに一升瓶を置いている。(アル中ではない) ・昔、プレイボーイだった。(らしい) 守衛さんを知っていれば、 また、私自身の引き出しがあれば、スッと本が出るのだろうが、 すでに一ヶ月半は経ったろう。 もう、そんな話も忘れているんだろう。 なに

「200CD邦楽」(立風書房 2002)

中村明一さんの「日本音楽の構造」を読み、 日本音楽を聴く必要性を感じた。 思想家 副島隆彦さんが以前言われていたように、 文明外科手術はよろしくない。 文明外科手術は、例えば、明治国家体制となり、 江戸時代のものを全否定し、ヨーロッパに準じようとしたこと。 長年培われてきた音楽をばさりと切り、 ヨーロッパの特殊な音楽を植え付ける。 しかし、成功したのか? 唱歌は既に、我々のふるさとではないか。 洗脳が成功したという事なのかもしれない。 これによって、呼吸法も変わってし

備忘録「科学と生命と言語の秘密」津田一郎×松岡正剛(文藝春秋 2023)

少し前に、目は通したんですけど、なんの話だったか。 風邪ひく前だったな。 よく覚えていないが数ヶ月前だろうか。 音楽家の田口和行さん(数学にも強そう)が、読まれていた本、 のうちのひ一つ。 私は、と言えば、千夜千冊を収集しているのに、 カオス学の津田さんと松岡さんの対談本は、 内容的にしんどそうだから敬遠していました。 それでも読んだのは、やはり価格が下がったのきっかけでしょう。 それで備忘録をと思いましたが。。。 赤鉛筆で囲んだところをまず、抜き出してみます。 これだ

SSW 島崎智子さんの詩集「つじつまあわせ」第二刷、届きました

備忘録「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲 著(2023 小学館)

【備忘録: 1,862文字】 最近、岡田斗司夫さんの動画を良く見ている。 これは数年前、藤森かよこさん(リバタリアン、アイン・ランド研究家)の 推しだったのを覚えていたから。 で、その岡田斗司夫さんは、橘玲さん推し。 橘玲さんの本は売れてるのでしょうが、私は、はじめて読んだ。 いろいろポイントはあったが、 最後の章:第6章「大衆の狂気」を生き延びる についてのみメモ。

備忘録『日本の水道をどうする!?』内田聖子 編著(コモンズ 2019)

備忘録 : 2,964文字 水がなくなると、 人のことだけで言えば、血流が滞り、栄養が全身に行き渡らなくなり、 細胞が死んでいき。。。 水や食べもののことは重要だから、小さい頃に学んでおく必要がある。 自然の「水」だけでなく、水道の「水」のことも。 上水道と下水道のこと。上下水道事業は、各市町村の管轄であること。 「水」が「生存」にかかわること。故に「基本的人権」にかかわること。 「水道民営化」で、生きることの根幹が危ぶまれること。 10年前から日本は、「水道民営化」のター

短歌抜粋『しあわせの王様 全身麻痺のALSを生きる舩後靖彦の挑戦』舩後靖彦 作・寮 美千子 執筆(ロクリン社 2016)

【2,067 文字】 2005年、舩後さんと寮さんは知り合い、既に詩や俳句をつくられていた舩後さんに、寮さんが短歌をすすめ、本書が生まれた。増補新装前は2008年。 散文+韻文(短歌)。 筋肉が弱っていく原因不明の病気。舩後さんは、噛む力の強弱で、あいうえお表から言葉を指定し、思いを言語化されている。れいわ新撰組の参議院議員。中年期に、自分が崩れていく現実を受け、死を強く感じながら、国会で闘われている。切実な言葉でつむぐ短歌を抜き書きした。 健康であれば、意識しないだろう

目録の目録であったり(2024/ 1/27更新)

【空】まず朝の空を見たい ☀    マガジン 自然をみる|naka|note 【本】今、聴きたい音楽を選ぶように、本を選びたい ✰    マガジン 千夜千冊を読んで書く|naka|note   マガジン 千夜千冊以外も読まずにいられない|naka|note    目録 千夜千冊すこしよんだ|naka (note.com)    目録 林 秀彦 氏の著書|naka (note.com)    【鳥】川辺の鳥に出会いたい ✤     鳥の写真は難しい。 【音楽】音楽

備忘録『くらしのアナキズム』松村圭一郎 著(ミシマ社 2021)

【備忘録 2,673 文字】 ミシマ社の本、やさしい装丁(尾原史和さん)。 昨年12月、料理研究家 土井善晴さんの『味付けはせんでええんです』という文明論を読んだ。「料理という行為が、自然と人間をつなぐ。」 『くらしのアナキズム』は、この料理文明論とも、つながっている。 また、日本政治で孤軍奮闘されている「れいわ新撰組」ともつながっている。ということは、虐げられている多数の日本人とも、世界の「国民国家」の下で生きる人達につながっている。 著者は、1975年(ロスジェネ)熊

備忘録「隠された奴隷制」植村邦彦 著(2019 集英社新書)

自分の事を"奴隷"と考えないで生きた方が良いだろうか。 でも、"日本国政府"という奴隷頭は、 国民の事を"奴隷"と思っているから、 コロナワクチンで殺したり、重税をかけたりする。 お金を搾り取るか、殺して金をせしめるか、ただ殺すか。 イギリス資本主義の成立過程を実証的に再検討 (・・・) エリック・ウィリアムズ(・・・)『資本主義と奴隷制』 (・・・) 1750年までにはイングランドではなんらかの点で三角貿易、または植民地との直接貿易とは無関係の貿易都市や製造業年はほとんど