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大学4年の子に自身の財産管理を移行☆

 もう何年になるのでしょうか。成人年齢が18歳になってから。
 ※調べてみると、令和4年(2022年)4月1日から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたとのことです。

 うちの子ども(男子)は、大学4年生で、現在、21歳ですから、成人年齢の変更の有無にかかわらず、もう立派に成人になっている年齢です。

 奥さんからの影響なのか、そういう年頃なのかは知りませんが、およそ愛想はない子で、私には話しかけてくることはほとんどありません。

 コロナ禍が次第に落ち着いてから、また、就職活動等もあるのでしょうか、何晩も家に帰ってこないことがあります。

 奥さんに聞くと、「どっか。ほっとけ。」と言い、むやみな干渉は無用との意向。

 まぁ、さまざまな本を読む限り、家を出てふらふらするくらいの人の方が、きちんと自立するとのことですから、私もあまり心配はしていません。

 ちなみに、私たちには関係ありませんが、干渉し過ぎる親に対して、反抗期もなく、唯々諾々いいだくだくと従う子は、社会に出ると、上司に対しても同じような感じで対応してしまい、場合によっては、職場内のいじめなどにも遭いやすいとのことですから、注意が必要です。

 私の子育てが、正しいと言うつもりは全くありませんが(と言うか、ほとんど何もして来なかった。)、できるだけ、子どもに自らの力で選択する機会を与えるよう仕向けたつもりです。

 子どもにとって最大の人生の選択の機会である受験を奪うような「エスカレーター式」の学校には行かせず、敢えて、①幼稚園受験、②中学受験、③大学受験に挑ませました。

 ものすごく出来のいい結果ではないですが、子どもなりに納得度の高いものになったと感じています。
 ※こういう大事なものを、親が決めると、その後の人生がうまく行かなかったときの子どもの精神の怨念化の方が恐いです。周りにいませんか。そういう人たちが…。

 大学受験合格後、世の中は、コロナ禍一色でしたが、①自動車免許取得、②FP3級取得(2級まで行かせようとしましたが、とりあえずは中断しています。)という、一定可能な資格取得をさせました。

 私は、子どもの国民年金保険料は、1年前納で、支払いを行っています。
 ※学生納付特例なんて、単なる保険料の納付猶予ですから、そのままにしておくと、将来の年金が減りますので、可能なら支払った方がいいです。親が支払った場合、親の所得税等の社会保険料控除の対象となります。

 子どもの誕生月が来て、子どもの「ねんきん定期便」が届きました。私は、家族分それぞれの「ねんきん定期便」を2穴フォルダーに閉じて、保存していますが、この度、子どもに子ども分のフォルダーを手渡し、「これからねんきん定期便が届く度にファイルして、一生管理しろ。」と伝えました。

 子どもは、すでに自身の銀行口座は開設し、自身の名義の積立定期預金と積立投資信託を、毎月、少額ながら、始めています。
 ※子どもも、バイトの稼ぎがありますからね。ただし、銀行での投資信託の銘柄選択には立ち会いました。銀行での立ち振る舞いを自分の目で見て学ばせるためにもです。

 この度、子どもが、自分の判断で、クレジットカードを申し込んだようです。クレジットカードは扱いが難しい決済手段ですが、かといって、この世の中、ただ避けるわけにも行きません。子どもには、「一括のみ。わかっていると思うが、リボ払い・分割払いはダメだぞ。」とだけ伝えました。

 大学卒業したら、家を出て行くはずです。その後は、自分自身でさまざまなことを判断していくことばかりになります。親としては、自分で判断し、世の中を渡っていくことができる知恵と勇気を与えてやりたいですね。

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