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「沸騰! “夜間”講義」で勘を取り戻す

 私は、この春、かつて長いこと在籍した部門の担当に戻ってまいりました。

 間を7年、空けていますが、かつて在籍した部門について、関係性の高い部署にいたこともあり、自分では、この間の勉強不足というのを著しく感じるレベルではありません。

 戻ることもあることを想定して、100%の力ではありませんが、その周辺の勉強を、自分の日常の習慣と化している「読書」により、コツコツとしていました。

 私は、20歳代後半あたりから、年間読書百冊以上を励行してきており、特に、コロナ禍以後は、年間読書二百冊くらいになりましたから、社会人になってからの読書累計冊数は、おそらく4千冊位にはなるんじゃないかと思います。

 ちなみに、日本人で、年間に読書を百冊以上する人の割合は、5%程度と推定されており、してみると、私は、まずまず読書している範疇になるかなと思います。

 年間百冊読むためには、1年52週として、週2冊のペースで読む必要があるのですね。

 平日は、残業等があるため、なかなか読書ができないので、私は、土日にまとめて、2冊以上読むのを習慣にしています。

 土曜日に本屋に行って、2~3冊の本を購入して、土日のうちに、読み切るのですね。

 私は、1冊読むのに、2~3時間かかることが多く、そんなに速読家ではありませんが、その代わり、最初から最後まで読みます。

 そんな習慣の中に、この春からの業務に関連する勉強を入れ込ませていたのですね。

 4月は、大抵のところで、体制が変わり、いろいろな混乱の中で始まる“ストレス”満載の時期です。正直、体調を崩す人も多いのですね(みなさんも感じているのでは…)。

 私は、部署の全体会議の中で、「7年ぶりに戻りましたが、少々の心得がありますから、少しでもお役に立てるように、頑張ります。」と、みなの前で伝えました。

 いわゆる営業研修的な部門に戻ったわけですが、私は、その知識系の担当になりましたので、私の中には、小さなアイデアがありました。

 私の持てる知識やスキルを、経験値の少ない周囲のメンバーと共有しよう、そのために、自分が話す役になって、「自主勉強会」を“カジュアルに”“軽いタッチで”開催しよう、というものです。

 業務は、年々大変になっていますが、それを言い訳にして、勉強できない、しようとしない人が増えている印象です。

 勉強しないと、仕事がますますわからなくなって、どんどんキライになりますから、それの未然防止という意味でもあります。

 そして、私自身、講師という業務が、結構好きなんです。

 ということで、担当が重なるメンバー2人を誘って、もちろん、上長の許諾を得た上で、昨日、夕方の4時から夜間の8時まで、自主勉強会を開催しました(軽いタッチで!!)。

 聞くところによると、あまり正式な研修を受けずに、何とかかんとか業務を進めているようなんですね。

 私は、根が“お節介”系ですから、人の世話を焼くのがあんまりイヤじゃないのですね。でなきゃ、こんな無給の仕事はしませんよ。

 私の講義のモットーは、「趣旨・背景・事例」をふんだんに盛り込む、というものですから、ただテキストを読んでいるだけじゃないですよ。時々、ギャグもかまします(笑)。

 夕食も食べずに、夜の8時前まで、自主勉強会は大いに盛り上がりました☆彡。

「沸騰! “夜間(ヤカン)”講義」で勘を取り戻す、という小文のタイトルどおり、今後の糧になったかなと感じていますよ(^^)/。

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