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宿泊付きリアルな情報連帯の研修会開催

 うちの組織も、この数年、営業実績が芳しくないのですが、顧客訪問によって、営業実績を叩き出してきた組織であるため、この数年のコロナ禍により、それがままならず、直接的なダメージを与えられて来たと感じています。

 コロナ禍により、知識・スキル集約型の営業が必要である業態のため、リアルの集合研修ができなくなったことも相まって、非常に生産性が落ちてしまいました。

 生命保険・損害保険分野などの保障提供を行う組織のため、保障にかかる公的・私的分野の知識はもちろんのこと、高度な営業スキルなども当然必要であり、それがこの数年の集合研修の開催ができないことにより、大いに阻害されてきた認識です。

 コロナ禍がようやく明けてきた認識であり、それにともなって、今年度から集合研修の開催が始まってきています。

 知識研修は、今でも、ネットを使用して、遠隔で研修することも多いのですが、営業スキル研修や、情報交換をともなう仲間作りの研修は、ネットでは本当の表層だけの研修となるため、リアル研修とは、研修効果が雲泥の差となります。

 なお、本当は、知識研修も、ネットではなく、リアルの研修の方が研修効果が圧倒的に高いと思っています。

 というのは、ネットに接続して受講するタイプでは、本人によほどのやる気のない人以外(実際はやる気が最初からある人なんてほとんどいません。)は、どうせ画像を飛ばして見たり、上の空で見たり、確認テストも、適当に答えて、間違ったら、ただ、繰り返して直すだけ…、なんてことをやっているのではないですか(T_T)。

 胸に手を当てて、正直に答えてくださいね。「それもそうだな(>_<)。」

 一方、営業スキルに関しては、対人スキルなんですから、人間対人間の集合研修でないと、研修効果が全くと言っていいほどなくなります。

 私は、景気後退局面であったこともさることながら、お客様のところに訪問できない、また、集合研修の開催ができず、知識・スキルがメチャメチャ落ちた、ことが、業績を低下させた大きな要因だと感じています。

 そして、現在、集合研修が開催され始めています。

 研修センターが首都圏にあるのですが、全国から受講者が集まり始めています。

 とある研修会の事務局を、いくつか担当したのですが、受講者のみなさんは、全国の同じ思いを持つ人たちと、情報と気持ちの交換ができて、本当に楽しそうでした。

 夜は、外に繰り出して、研修センター外での交流を楽しんでおられました。

 研修会は、事務局が準備や環境を整え、講師が熱く進行するのですが、やはり、とどのつまりは、受講者の参加意欲で、研修成果は決まります。

 私は、このところで、担当変更があり、事務局業務に、しばらくぶりに戻って来たのですが、その中でも、変わったこと、変わらないことがありますね。

 変わったことは、デジタル・ツールの使用です。例えば、若い事務局は、研修会の写真を加工して、音楽も入れて、映像化し、研修会のエンディングで流していました(私も、写真撮影で協力しました。)。

 変わらないのは、受講者の人間性の良さと全国の仲間と交流し、つながるという喜びです。このつながりは、研修後も継続されるでしょう。「絆」という古い言葉は大切です。

 リアル研修の再開とともに、全国の受講者の熱い思いに火が付いて、職場が活性化されることを強く望みます。

 気のせいか、日々の営業実績も、「底を打った」ような気がしていますよ(本当かな?)。

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