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コンビニ弁当はもしかして栄養的にGoo!

 新幹線の車内で、駅弁などを売り、大変な成果を挙げていた人の講演を聴いたことがあります。

 また、同業ではあるのですが、駅売店で、駅弁など売り、これまた大変な成果を挙げた人の講演を聴いたこともあります。

 どちらも、営業職員向けの講演で、それを事務局として聴いたのですが、なかなかやる気と工夫に満ちた行動様式を取られているなと感じたものです。

 そこで聴いた面白いことは、駅弁というのは、牛肉・ウニなど当地の名産品を全面的に押し出した単品的な弁当が人気で、いわゆる幕の内弁当のようないろいろと入っている弁当は、あんまり人気がないのだとか。

 まぁ、旅行の過程で食べるものですから、名産品などのメインがドーンの方が、旅行した甲斐があると感じるのかもしれませんね。

 しかしながら、幕の内弁当は、実に日本的な弁当のようで、多種多様な品目が少しずついろいろと入っていて、楽しめるばかりか、栄養的にもバランスがいいと想像されます。

 単品目ドーンは、趣向的に面白いですが、栄養バランス的にはどうかなとは思います。

 よく「一日30品目」食べると良いと言うではありませんか。

 あれって、自分で自炊して実行しようと思うと、かなり困難だと思います(特に、一人暮らしの場合。)。

 どうしたって、食材をいろいろと揃えるのは困難のため、特定の品目(特に、好きなもの)に偏りやすいのですね。

 栄養って、人間は雑食動物ですから、要はバランスなのです。

 栄養バランスは、農林水産省・厚生労働省作成の「食事バランスガイド」によれば、料理グループである、主食(ごはん・パン・麺)、副菜(野菜・きのこ・いも・海藻料理)、主菜(肉・魚・卵・大豆料理)、牛乳・乳製品、果物を、それぞれ適量取れば、五大栄養素である炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミンを、バランス良く取得できます。

●料理グループと栄養素の関係
・主食…炭水化物
・副菜…ビタミン、無機質、食物繊維
・主菜…たんぱく質
・牛乳・乳製品…無機質(カルシウム)、たんぱく質、脂質
・果物…ビタミン(ビタミンC)など


 という具合ですから、単品ドーンを日頃からやると、栄養の偏りが生じてしまいます。

 ですから、自炊であっても、本来はいろいろと雑多に食べた方がいいのですが、なかなか難しいですよね。

 そこで、ある医師が言っていたのですが、「コンビニ弁当は、いろいろと入っていて、実は栄養バランスがいい。自炊であれだけの品目を揃えるのはかなり大変。」という現実的な指摘でした。

 コンビニ弁当で、いわゆる幕の内系の弁当を購入すれば、一食で、かなりの品目が取れてしまうのですね。

 コンビニ弁当に含まれるとされる添加物などを気にされる方もいるのですが、今や、かつての人工甘味料のチクロ(サイクラミン酸ナトリウム)など、有害性が懸念される添加物の規制は、かなり進んでおり、だいたいにおいて大丈夫なもん(はず)です。
 ※あんまり気にしすぎると、現代社会では日常生活が大変生きづらくなり、そちらの弊害の方が大きくなると思います。気にしすぎじゃないかなという人で、元気はつらつな人はあまり見かけませんよね。

 ということで、今日の昼食は、コンビニではなく、奥さんの買って来たスーパーののり弁当でした。税抜298円です(安い!)。

 コンビニ弁当は、意外に栄養バランスがいいかもしれない、という指摘は、もしかすると、当たっているかもしれませんね(^o^)。

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