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「早起きの鳥は虫を捕まえる」三文の得

 英語で、“アーリー・バード”と言えば、「早起きの人」のことを言いますが、これはもともと次のことわざに由来しています。

 “The early bird gets the worm.”(早起きの鳥は虫を捕まえる。)

 これは、日本語で言うところの「早起きは三文の得」ですね。

 AI(Google Bard)で調べてみると、「三文」とは、現在の価値で約100円だそうですが、「江戸時代の物価は現在より安かったため、三文は当時の労働者階級の一日の賃金に相当する額だった」そうです。

 つまり、早起きすると、人足にんそく集めに間に合い、一日の人足労働に値する“三文”をゲットできるということなのでしょう。
 ※人足…簡単に言うと、主に力仕事を行う江戸時代の日雇い労働者のことでしょう。

 私は、10年ほど前、現在と同じビルに通っていたときは、いつも、始業時刻ギリギリに職場に到着していました。

 場合によっては、タクシーで乗り付けるような体たらくでした。
 ※まさに「遅起きは、○○円の損。」

 部署異動で、自宅から遠隔地に移ったときから、何とか、座って行く方法を考えてしまいましたが、その時、途中駅からでも始発で乗れるような時間帯、つまり、早い時間帯に通勤時間がシフトしたのです。

 この習慣は、勤務地がより遠隔地に移って、さらに早い時間帯にシフトし、現在、勤務地が元の場所である、家から電車と歩きで70分くらいの場所に戻っても、その時間帯での出勤は加速したまま、続いています。
 ※つまり、ギリギリ出勤の状態ではなくなったのです。「習慣」は変えられるのです!!

 職場に早い時間帯に着くと、まだ、人はほとんど来ていませんが、部屋の電気を付け、自分のPCを立ち上げるのも、全然慌てる必要がありません。

 始業時間は、AM9:00ですが、基本的にAM8:00前後には着いています。

 昨今は、就業規則の改訂もあり、始業前の労働時間も、就業時間に組み入れることが可能になりました。
 ※ですので、労働していることが前提ですが、AM8:00~PM5:00まで働くと、1時間の残業(所定時間外残業)が付くことになります。

 また、このことから、人によっては、早く来て、早く帰る(PM4:00~帰宅)という人もいて、残念ながら、私は、仕事が忙しいので真似できませんが、何ともうらやましい限りで、「これこそ、“早起きは三文の得”だな。」と、感じる次第です。

 それでも、ゆっくり来ているときには感じられなかった、早起きで早めに出勤しているときに感じる「心の余裕」みたいなものの感覚は、非常に貴重だと思いますよ。

 大体において、ゆっくりの人が来るAM9:00頃には、前日からのメール処理が終わって、余裕ぶちかましているのですから、この感覚は、やってみると、何だか心地良い感じだと思います。

 私は、前日、夜の11時とかまで働いても、できるだけ早く来るようにしています。

 本当は、就業規則上の「勤務間インターバルの遵守」に引っかかるのですが、本当に忙しいときは、申請書を提出して、その規定から逃れています。

 前日がべらぼうに遅くて、本当に眠いときは、サボることもあるのですが、基本的に私は、朝起きたら、ラジオ体操をCDでかけて行います。

 ラジオ体操第一・第二と四股踏み×50回をセットで行っています。ラジオ体操は、25年以上続いていますが、これはいい習慣です。

 どちらも基本“タダ”でできる習慣ですが、効果は抜群ですよ。これも“アーリー・バード”が得をすることの一つでしょうね(^^)。

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