「ノブレス・オブリージュ」生きてるだけで頑張ってます!
音声で聞きたい方はコチラ。
今日は、頑張ってない日本人はいない!ということについてのお話です。
皆さんは「ノブレス・オブリージュ」という言葉をご存じでしょうか?
「高貴な立場にいる人間にはそれ相応の責任が伴う!」
ということを意味するフランス語です。
欧米社会では割と一般的な価値観だそうですが、新渡戸稲造さんは著書「武士道」の中で…
と言っています。
確かに武士って、士農工商という身分制度の頂点にいる特権階級でした。
権力も腕力もあるんだから、それなりの責任を負うのは当然だと言えます。
ただですね…
武士道が一般大衆にまで広まって、武士の末裔でもない、下々に生きる私たちにまで受け継がれているのが日本人です。
つまり、私たち日本人は、一般大衆でありながら高貴な生き方をしている!ということになります。
恐らく、日本人が世界一民度が高いと言われる要因がここになるのではないでしょうか。
だからこそ日本人なら当たり前に思う行動が、世界中から賞賛を受けたりすることがあるんだと思います。
それはとても素晴らしいことなんですが…
裏を返せば、高貴でもないのに責任だけ背負わされてるような生き方とも言えるんですよね。
私たち日本人は、ただ生きてるのではなくて、立派に生きようとしているということです。
「武士のようになりたい!」
そう思ってるなら、全然平気かもしれませんが…
そう思って生きてる方、いらっしゃいますか?
ほぼいないと思います。
人生って時々息苦しい
生きるってなんだか窮屈だ
まだまだ自己肯定できない
中々自信が持てない
そう思ったことのある方…
それは決してあなたのせいではなくて、ただ求めてる基準が高すぎるからかもしれません。
こうしなければならない!
こうすべきである!
こうであってはならない!
法律で定められたわけでもなく、誰から求められてるかも分からない暗黙のルールに縛られていませんか?
「みんながやってるから…」
そのみんなとは誰ですか?
みんなという人間なんて実は存在していません。
それは自分で作り出しているものです。
私たちは、生きてるだけでもう十分に頑張っています!
まずそこを認めませんか?
人生が変わり始めると思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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