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子どもの成長ってカップラーメンだよね。

子どもの成長ってすごいよね〜って話を夫としてて。

そしたら得意顔で「カップラーメンみたいだよな」

って言われたんだけど、ちょっと私には分からなかったんだよね〜


そんな投稿を友達がしていた。

いやいや面白すぎるでしょう!


「これブログのネタにしていい?」と食い気味にメールした。

彼女は(多分画面の向こうで笑って)「気合い入ってるね〜笑」と返事をくれた。


「子どもの成長はカップラーメン」

ちなみにあなたは理解できますか?


こんな風に、発想や表現が斜め上をいく、スペシャルな思考の持ち主さんがいる。Ωちゃんと名付けておこう。

Ωちゃん同士が会話をしていると、日本語なのに宇宙語のように聞こえる。何を言ってるのかさっぱり分からないし、Aの話をしてたのにBの話にすり替わっていたり。

でも当人たちは楽しそう。


さっきの彼女が素敵だなと思ったのが、「子どもの成長はカップラーメン」に対して「それどういう意味?」って突っ込まなかった事だ。

多分答えが返って来ても、また謎の発言を繰り出されて、わからんー!ってなってしまうだろうし。


そんな優しい彼女のタイプを、αちゃんとしておこう。

αちゃんはみんなのために、周りのために、自分の力を使うことが嬉しいと感じる。


たとえ、カップラーメンが子育て?はぁ?って思ったとしても、旦那さんが気持ちよくいてくれたら、それが嬉しいだろう。

そうなんだね〜と相槌を打った彼女を偉いなぁと思った。


もう一つ、私のようなβちゃんというタイプがいる。

我々βちゃんは、先程のカップラーメン発見にもれなく「それどういう意味?」と突っ込むだろう。

言葉には定義があって、意味があって、それをやり取りするのが会話であると思っているから(ちなみに熟語も大好き)、相手をより理解しようとして意味を尋ねる。

気分よく発言したΩちゃんからしたら「いや特に意味はないんだけど…」って、テンションを下げてしまうだろう。


そんなカップラーメンな旦那さんに、先日会う機会があった。

「あなたのこと面白がって、詳しく話聞きたいって言ってたのよー」彼女が旦那さんに、私を紹介してくれた。

さっそく尋ねてみた。

「子どもの成長がカップラーメンって面白かったんですけど、どういう意味なんですか?」


旦那さんは得意げな顔になった。きっと家でもこんな表情だったんだろうな。

こんな説明をしてくれた。


「ああ、あれねー!

ほら、カップラーメンって中に入ってるものが決まってるでしょ?

で、縮んでるじゃない?お湯を注いだら膨らむじゃん。

それが子どもの成長みたいだなーって思ったんだよ」


やっぱり聞いても分からなかった。

なるほどなぁ!と笑ってごまかした。
ごめんなさい。

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