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M.A.S.

「S.J.G.」を聴いて感じたことをどうしても残しておきたい。
生で聴いたらまた色々思うことがあるはずだから、ひとまず今思っていることを言葉にしておきたい。


ベストアルバムの発売前から「S.J.G.」はとにかく楽しませてくれた(笑)
いつになく自信満々な塚ちゃん。
宣伝部長になったとっつー。
戸塚田の楽屋で塚ちゃんが延々「S.J.G.」を流していたというエピソード。
ウルトラ寿司ふぁいやーさんのツイートがアカペラ関連のアカウントにRTされて、「S.J.G.」はアカペラなのか!?とざわついた。
そしてラジオでの初オンエア。
ソロ曲なはずなのに他のメンバーの登場に驚きつつも、戸塚田パートだけで“これはヤバい…”と思った。
そしてアルバムを受け取り、「S.J.G.」をフルで聴いた。
感想は、


全えび担が泣くわ!!!!!


の一言。A.B.C-Zが詰まりすぎている曲だった。
ただでさえA.B.C-Zのデビュー10周年はエモい空気に満ち溢れていて、涙腺が表面張力状態なんだけど…。
アルバムをリピートで聴くと「S.J.G.」を聴き終わった直後に「幸あれ」の優しいイントロが流れてくるから畳み掛けられ方が凄いよ(笑)
これはとんでもない曲を10周年のタイミングで放ってきたなと目眩がした。
エモいという言葉ではもはや足りない。
今までこんな感情味わったことがない。


この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう


思わず全力で合唱曲「春に」を歌い出してたよ…(笑)
何回聴いても、どこで聴いても、何時に聴いても、鼻の奥がツンとして後半視界が完全にぼやける。とんでもないわさびソング。
コンサートで聴いたらボロ泣きする自信がある。でもきっと笑ってもいると思う。
せっかくなので細かい感想も書いておこうかな。
(めちゃくちゃ長いです笑。ご注意下さい)


まず、全体の印象。
バラード系で泣けるというのはよくあることだけど、明るい曲で泣かされてしまうのは本当に参った。
アコギが中心になっていて、メロディーだけ聴いたらきっと爽やかな感じだと思う。素敵なメロディー。
「Saw me tight」の作曲をして下さった加部さんの作曲だもんね。そりゃ良いメロディー作るか。むしろ良いメロディーしか作れないか(笑)
歌詞は10年分の出来事やこれからへの想いがすごくうまくまとめられている。
限られた文字数なのにこんなにも気持ちが伝わって来る歌詞なのが本当に凄い。
塚ちゃんと寿司ふぁいやーさんとの間でたくさんやり取りがあったみたいだけど、どんなエピソードを話したんだろう?塚ちゃんの想いをしっかりと受け止めて素敵な歌詞を一緒に作ってくれた寿司ふぁいやーさん最高すぎる。
ちなみにどんな音楽をされてるのか気になって調べたらセンスの塊すぎた。「S.J.G.」に関わってくれたのがウルトラ寿司ふぁいやーさんで本当に良かった。
これからも楽曲の提供よろしくお願い致します!!


(いい意味でめちゃくちゃ裏切られる曲だった笑)


そして個人的にずっと思っているのだけど、やっぱり私は塚ちゃんは泣かせる歌声の持ち主だと思う。
うまく言えないけど、心の琴線に触れる歌声だなって思う。心のやらかい場所が締めつけられる。
どこかで感情を押さえ込もうとしている感じがするからかな?
明るくない感情は全部が溢れてしまわないように、一生懸命ブレーキをかけているように感じる。だから塚ちゃんがそういう類の感情の歌詞を歌うと、“そんなに強がらなくていいんだよ!ツラいならツラいって言いなよ!”っと切なくなって泣けてきてしまう。
今回の歌い出しでまさにその気持ちに襲われて、冒頭から胸がぎゅっとなった。

いつも通り朝起きたい
けれどなんだかパッとしないよ
最近悩んでるせいなのか?
それとも追い込みすぎなのか?
キャラ作らないと 特技活かさないと
期待を越えられない気がして
教えてよ!僕は1人で何をやったらいいのかな?


これはアウトデラックスでブレイクした頃の気持ちでいいのかな?
ブレイクはもちろん嬉しかっただろうけど、突然グループのペースメーカーになることはやっぱりしんどさも物凄くあっただろうなって改めて思った。
塚ちゃんが走るのをやめたら、グループ自体が止まってしまうと言っても過言ではなかっただろうからなぁ。
一人だけ忙しくて、ジャニーズだけどジャニーズらしくないみたいな所がフォーカスされて。だけどそれでも頑張らなきゃいけなくて。
僕は1人で何をやったらいいのかな?
ってフレーズがすごく刺さる…。
ここに助けに来るのがとっつーなのがもう、本当に戸塚田(泣)

まぁまぁ悩みなんて誰でもあるけどさ
2人いれば解決もはやいんじゃない?
確かにそうだ横みればいつだって
君がいる


2人いれば解決もはやいんじゃない?
この言葉良いなぁって思った。
味方だよ、とか、力になるよとか、だと言われた側は余計に心が頑なになってしまう時がある。でもこの言葉はふわりと優しくて好きだなぁ。本当にとっつーが言ったか分からないけど、とっつーが言いそう。あの声で言われたら絡まった糸がするりと解けそう。
そんなとっつーの言葉に一瞬で心変わりできちゃうのがすっごく塚ちゃんぽい!(笑)
横みればいつだって君がいる
とっつーだから心を解せるんだね、きっと。
“聞くよ”に対するアンサーが“言うよ”なの戸塚田過ぎて思わず頭を抱えたよ(笑)
歌詞はA.B.C-Zとしての出来事が元になっているけど、ここの戸塚田のやり取りを聴いているとJr.時代の2人の姿も浮かぶ。直接は見れてはいないけれどしっかり浮かぶ。塚ちゃんのジャニーズ物語にとっつーは欠かせない人だよね。
自分の悪事をとっつーのせいにしたのに怒らなかったこと。何も言わずに5万円貸してくれたこと。とっつーの家に知らないオジサンを呼んだことに対して、『僕は知ってるよ!』と言いのけたこと。
大嫌いで大好き、塚ちゃんが勝ち続けることにbetする、俺のことコアラって呼んでいいよという名言の数々。
戸塚田の関係って本当に尊い。人生でこういう関係になれる相手に出会えるって最高に幸せだよ。すごく羨ましいな。
戸塚田を出逢わせてくれた神様、そして戸塚田を同じグループの仲間にしてくれたジャニーさん本当にありがとうございますと天を仰いだ。
これからもずっと2人で小競り合いしててね(笑)


思いっきり戸塚田を堪能させてもらった後に河五の登場。
ここのやり取りは五関くんこんなに簡単にご飯の誘いに乗るのかな?塚ちゃんの優しさ?ってちょっとクスっとしてしまった(笑)


1人暮らしの
家ーがなんだか暖かい


ここの表現すごく好き。
このフレーズだけで5人でのご飯がすごく盛り上がって、とても優しくて温かい時間だったことが伝わって来る。
笑顔の5人が浮かんでこちらまで幸せな気持ちになる。これはジャニ伝の打ち上げを塚ちゃんのお家でやった時のエピソードが元になってるかな?
そしてこの後のサビは、伝説の5周年の時の飲み会を思い出した。
五関くんが泣きながら熱い想いを吐露したあの飲み会ね。このエピソード大好きなんだ。


明日の為に僕らZになって
不安な夜を越えて歌ってきたんだ
ゼロから始まって10何年(Uh…just forever)
夢の先はまだ続いてる
五線譜のメロディーラインが流れてる限り


“いない”の歌い方が幼く聴こえたな…と思った後についにはっしーが登場する。
前半二行のフレーズをはっしーに歌わせたのは、もう完全に泣かせにきてるとしか思えない。ズルいぞ塚ちゃん。
はっしーが加入して最初の曲が「明日の為に僕がいる」だと知った後にこの歌詞を見るとそれに掛けてるのかな?と思った。
FC動画ではっしーを受け入れていることをアピールするためにコンサートで手を繋いでたって話してた五関くん。それ聞いたらますますここのはっしーの歌声泣けるんですけど…。
あとコーラスがjust foreverなのも泣かせるよね、まったく。


いつまでも変わらずに
歩いて行こうよ
君は
1人じゃないさ
人生は一度きり
楽しんでこうよ
そうさ
僕らがいるから


笑ったり泣いたり時には喧嘩したり
ぶつかる事もあるけど
5 stars 輝いている限り 未来は笑ってるから
(A.B.C.からA.B.C-Z)
明日も明後日もその先も
僕たちはここにいるって誓うよ


曲を聴きながらずっと、塚ちゃんの目に映っていた日々を物語にして見せてもらっているような心地がしていた。
小説よりは絵本のイメージかな。
1ページずつページをめくる感覚を指先に覚え始めてすらいた。
A.B.C-Zのことを中心に描かれた世界でたった1つしかない特別な物語。それを楽しませてもらっていた。
そしたら突然次のページにファンへのメッセージが綴られていて驚いたという感じ。5人の物語だけだと思ったのに、そこにファンへの想いもちゃんと残してくれるんだね。
5人の物語の登場人物にファンも加えてくれるんだね。
“1人じゃない”とか、“楽しんでこうよ”とか、A.B.C-Zが言ってくれるとどうしてこんなにも“そうだよね”って言いたくなるんだろう?
“未来は笑ってる”ってフレーズがとてもA.B.C-Zらしくて大好き。
私はあまり永遠を信じられない質だけど、A.B.C-Zがしてくれる誓いだけは信じたいな。


僕だけじゃ心細かったけど皆が力貸してくれた
やっぱ1人よりも2人 2人よりも5人がめっちゃ楽しいね!


メンバーの中で一番最初に成功を掴んだとも言える塚ちゃん。
そんな塚ちゃんがA.B.C-Zとして10年歩んできた中で得た答えが、5人がめっちゃ楽しい!なの本当に泣けてどうしようもない…。
1人よりも2人の部分は、塚ちゃんに続いて郁人くんがブレイクしたことの暗喩だったりするかななんて勝手に考えてみたり。そこからさらに追い風に乗って今では5人それぞれ活躍の場を広げているし、5人でのお仕事もたくさん増えたもんね。
ずっと先頭を走り続けてくれた塚ちゃんの所へ4人が合流して、今では5人で並んで走れるようになったよね。
久しぶりのソロ。10周年のベストアルバムという特別なアルバムでのソロ。
そこで5人で歌うことを選んでくれた塚ちゃんの気持ちがとても嬉しかった。
感じたことのない温かさが心の中に広がった。
塚田担の皆さんはどう思っているかな。
自担さんのソロを聴きたかっただろうからごめんなさいという気持ちもある。
でも、この曲は塚ちゃんだからこそこんなにも感動するんですということを声を大にして伝えたい。
最後が“ごめんね”じゃなくて“ごめんなさい”なのがとてつもなく塚ちゃんらしくて愛おしい。



ねぇねぇ皆ここまで読んでくれて本当にありがとう
最後に一言良いですか?

、、、Meikyokuwo Arigatou 

SaraniA.B.C-Zaigafukamarimashita♡

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