「丁寧」をはじめてみた
ここのところ、心がモヤモヤすることが多くてヨガをはじめるか、瞑想をはじめるか、サウナをはじめるか、とにかく「整う」ことがやりたくて仕方なかった。
何かコレ!というものがないかと考えていたところ、ふと武田双雲さんが頭に浮かんだ。
10年前、テレビ番組「オデッサの階段」を観て彼の存在を知ってから毎日ブログを読み漁った。
彼のピュアな心に触れてそれまでの荒んだ自分が浄化されたような気がした。
著書、ポジティブの教科書では気持ちを前向きに、自分と周りを肯定的に捉えることを教えてもらった。
それから時を経て、荒んだ私は小さく小さくなって幸せを感じる余裕や感度を高められたと思っていたけれど、最近久しぶりに激しく落ち込むことがあったので改めて彼の持つ力を分けてもらいたいと思ったのだろう。
それで「丁寧道」を手に取ることにした。
ひとつひとつの動作や現象、心の動きを見つめて何を感じるかということを観察する行為。
日常的にマインドフルネスである状態をつくることで、根拠のない不安や疑いなど黒く渦巻く実態のないものに囚われなくなるという話を、特別な作法や呼吸法ではなく日常からの小さな切り取りの積み重ねでいいと言ってくれている。
読んでいくと、そうだよな。ああ、そうなんだよな。。と、私の中にじわりじわりと染み込む感覚があった。
今日は午前中にゴミ出しを済ませてからお腹が空いたのでファストフードを買いに行くか、コンビニのおにぎりか、買いだめしているカップスープを食べるか、、と悩んだが、そうだ久しぶりに炒飯を作ってみようと思った。
普段から自炊はしているが、休みの日のお昼ご飯はもっぱら外食派だから。
冷凍ご飯と余ったソーセージと玉ねぎと卵、ニンニクがあったな。買わなくても作れるやん。
radikoで今朝放送だったいとうあさこさんのラジオのあさこをタイムフリーで聴きながら、おいしくなあれ、と作った。
お皿に盛り付けて、最後に白胡麻と大葉をかけてみた。
じっくり味わった。丁寧に。
.…おいしい。
一回の食事。
腹が膨れればそれでいいと思う瞬間もあるけれど、余ってる食材でこんなに美味しいものを作れるじゃないか。
あるものを活かすも殺すも自分次第だな。
なんてことも思ってみたり。
この積み重ねが私の血となり肉となるんだよな。などとも思ってみたり。
これはいい感じに一歩、丁寧道を踏み出せたのではないだろうか。ふふ。と嬉しくなったのでnoteにしたためてみた次第であります。(急に変なテンション)
さて、時刻は13:30
せっかくのお天気なので少しドライブに出掛けてきます。丁寧に。