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大学3年生、ボストンで就活してみた

初めまして。某私立大学4年生のNatsuです(ボストンで就活をした時は3年生でした)。昨年の11月に「ボストンキャリアフォーラム2019」に参加してきました。Instagramでもよく質問や相談を頂いていたし、就活のことって聞きにくい風潮もあるからかインターネット上にもあまり情報がなく、実際に私も不安なことが多かったのでnoteに記します。要望を頂いてから、とても遅くなってしまったけど誰かの役に立てば...という思いで私の経験を記します。

前もって言っておきたいのが、就活やボスキャリの進め方は人それぞれだからこれが正しい!と押し付けたい訳ではないです。一つの例として読んで頂ければと思います。

【ボストンキャリアフォーラムについて】

まず、キャリアフォーラムはバイリンガル向けの就活イベントで、最短3日で内定が出る!と言われている。帰国子女とか留学経験がある人を取りたい日系企業とか外資企業が集まってくるイベントです。

「私、英語できないから論外だ〜〜」今そう思ったでしょ!?

私も英検2級くらいの英語力しかなかったけど何社も選考進んだから、必ずしも英語がペラペラじゃないとダメって訳ではないと思います。もし、英語の能力で落とされたら「この会社は英語ペラペラで即戦力になる人材を求めに来たんだな」と思って、日本の通常選考で受ければいいと思う。笑

私はボストンで行われたボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ )に参加したけど、ロンドンキャリアフォーラム(通称:ロンキャリ)とか東京キャリアフォーラムとか世界6ヶ所で行われている。それぞれコンサルに特化したイベントとか、金融に特化してるイベントとか種類も色々みたいだから、詳しくは以下のlinkを見てほしい!


【事前準備】

6月:ホテルを予約する

これはすごく重要で、会場周辺のホテルはどんどん予約が埋まっちゃうから寝床だけは早めに確保しておいた方がいいと思う!

私は早めに予約しておいて、8月くらいに留学先で出会った日本人の友達がまだホテル予約してないって言うからシェアしたよ。

ボストンのホテルは1泊3万くらいするからシェアしないとちょっとキツイ... Airbnbを借りてシェアしてる友達もいた!

8月:レジュメを作成

CFN(キャリアフォーラムを運営しているサイト)から企業にエントリーする時に自分のプロフィールとか自己PRを記載する必要があります。この自己PRのところが3000字あってそれを作るのがすごく大変でした。ただ、ここで3000字自分のアピールできることを考えたから、その後の就活でESに困ることはなかったから、大変だと思うけど時間をかけて丁寧に自分と向き合って考えることが重要だと思います。

9月:事前エントリー

ほとんどの企業が9月中に事前エントリー締め切りでした。ボスキャリ は当日レジュメを提出して選考に乗っかるウォークインって言うエントリー方法もあるんだけど、事前エントリーをしておくとボスキャリ当日は最終面接だけで内定が貰えると聞いたので活用していました。

事前エントリーに必要な資料は、企業によって様々なんだけど、履歴書・WEBテスト・課題...などが多かったです。だから、9月はWEBテスト三昧だった記憶があります。

10月:事前面接

10月は週に2,3回くらいwebで面接してました。そうやってボスキャリ当日までにできるだけ選考を進めていました。

10月31日(ボスキャリ 前日)

私はボスキャリ当日の朝の便でテキサスからボストンまで移動する予定だったので、前日は学校に行った後図書館で持参する資料のチェックなどをしていました。それと、やっておいて良かったなと思うのが、ボスキャリ3日間のタイムスケジュールを作っていたことです。当日の面接と面接のインターバルが最短5分という時もありました。タイムスケジュールを作って、面接場所を事前に確認して、どのエスカレーターとどの通路をダッシュして移動するかをイメージトレーニングしていました!!笑

本当に忙しいので、できれば面接間隔は15分はあったほうがいいと思います。(私は詰めすぎました...)

【ボスキャリ当日】

11月1日(ボスキャリ 1日目)

11:24頃 ボストンに到着。

14:00頃 ホテル到着。スーツに着替える。

15:00頃 会場であるボストンコンベンションセンター到着。

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入り口を入ると受付で理系か文系かを示すためのストラップを貰います。(これを着けて区別する意味があるのか!?と驚いて思わず写真をとりました)

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中の様子です。

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青いブースが企業の説明会などをやっているところで、奥に見える白いブースが面接を行うところです。驚いたのが、髪を巻いてる人やジャージの人、靴がスニーカーの人など服装がみなさん個性的でした。私は定番の就活スタイルで行ったのでつまらない人になった気分でしたが、いろんな雰囲気の人がいると「私は私!」という気分になれたのでとてもリラックスできました。

18:00 ブース終了

19:00 ディナー

ボスキャリには「ディナー」という文化があって、企業の方が気になった学生をその日のディナーに招待して、よりその企業について知ってもらう機会を提供しています。私はこの日は面接を2つこなして、そのうちの1つの企業からディナーのご招待を頂いたのでもちろん行きました。フルコースで美味しいワインも飲み放題で、帰りはタクシーを呼んで頂いて...フランクな雰囲気だったので、ざっくばらんに社員の方ともお話もできて...控えめに言って最高な時間でした

11月2日(ボスキャリ2日目)

8:30 カフェにて朝食

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せっかくボストンまで来たので、友達とオシャレなカフェでbreakfastを楽しみました。お互い10時から面接だったので、本当は9時から会場は空いているのですが朝はゆったり行動しました。

以下、2日目の大まかなタイムテーブルです。

10:00 面接

11:00 面接

13:00 面接

14:45 面接

16:00 面接

16:30 説明会

17:30 面接

駆け抜けました。ヘトヘトです。

この時点で内定をいくつか頂けていたのと、一日中面接をしていて体力的にも精神的にも疲弊していたので最後の面接が終わったあとこれでボスキャリ は終わりにしようと決めました(つまり3日目は不参加)。

19:00 ディナー

この日はボストンのシーフード有名店に連れてって頂きました。前日のディナーとは違ったのは、社員さんより学生の数が多かったです。何人ディナーに招待しているかは企業によって様々なのだという気づきです。メニューリストに企業の名前が入っていてかっこよかったので持ち帰りました(笑)

24:00 友達とバーに集合

友達と慰労会をするのもボスキャリの醍醐味です。ただし、ボストンは25時以降お酒の販売をしてくれないので気をつけましょう!!!!(全力)

11月3日(ボスキャリ 3日目)

観光して、空港へ。

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空港へ向かうためにUber pool(相乗り)を使用したのですが、ボスキャリに参加したという日本人の女の子と一緒で「お互いお疲れ様です」とお喋りしたのを今思い出しました。この時期は、ボストンの街に異様なほど日本人がたくさんいます。

まとめ

行ってよかったと思える理由が3つあります。

① 面接がたくさんできた

事前にweb面接を10回以上やっていたので、当日の対面面接も物怖じせず挑めました。面接の数をこなすと、質問されることも大体分かってくるので、日本の通常選考のための練習として参加する人もいるらしいです。

② やりたいことが見つかった

ボスキャリは250社を越える企業が集まっています。今までは出会うことがなかったような会社の説明を聞いたり、各会社の雰囲気に触れるうちに、今まで言葉にできなかった「こういうことがやりたい」「こういう人たちと働きたい」という気持ちが明確にできたのがとても大きかったと感じています。

③ みんな凄いけど、私も...

語学堪能でユニークな日本人学生がいっぱい集まってくるのがボスキャリです。世界各国から集まったバイリンガル学生に囲まれて、ハイスペックすぎて「私なんて...」と自信を無くしそうになる瞬間がありました。けど逆に言えば、みんながユニークで唯一無二であるが故に、まさか自分もユニークなのでは!?という感覚を手に入れました。「あの子はアレが得意だけど、私はコレが得意」。それでいい。そうやって、他者も自分も尊重して行けたらいいなと思います。


長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました!

コレを読んでくださってる人は、今年のボスキャリが開催されるか心配だったえり、これから始まる就活に不安を抱えていたり、まさに就活中だったり、いろんなシチュエーションの方がいらっしゃると思います。

けど、不安定な時こそ、自分を信じてあげられるのは自分しかいないから、一歩一歩できることから頑張りましょう!

noteって質問機能あるのかな?何か質問があればコメントしてください:)

Fin.




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