季節をテーマにしたマガジン発行。
2022年、本を作りはじめました。
継続して発行するマガジンを。
SUNs magazineとは
『SUNs magazine』は季節をテーマにした季刊誌です。
春夏秋冬、年に4回発行。
自然、暮らし、食べ物、文化、音楽、旅、様々な方面から季節を切り取ります。
6月に第一弾。
<SUNs magazine No.1 summer 2022>
9月には第二弾。
<SUNs magazine No.2 Autumn 2022>
制作しているメンバー
3人で役割を分けて制作しています。文章、写真、イラスト、音楽、デザイン。
皆それぞれ出来ること、得意なことが違うので、力を合わせて1つの作品を作っています。たった一人じゃ完成までたどり着かない。
私の中でこのメンバーはアベンジャー級です。
本業の仕事もバラバラ。
農業に従事していたり、イラストレーター、音楽に関わる仕事。
暮らしている場所もバラバラ。
岡山、広島、京都。
3人の色と個性がたっぷり出ているはず。
継続することの難しさ
今までイベントを企画したり、少部数のZINEを制作したり、様々な発信や場づくりをして来ました。でもどれも単発的で続かなかった。出来そうだったら継続的にやりたいな、と思い最初は始めるのだけど、気持ちがついて来なかったり、クオリティを求めすぎて完成まで持って行けなかったりした。
でも今回は細く長く続けていきたいという強い思いがある。
継続したその先の景色を見てみたい。
『継続は力なり』この言葉。信じてみたい。
SUNs magazineを始める決意をした時、反対されたり、応援出来ない、と言われたことがあった。周りからしたらとても軽く見えたのだと思う。
そんな軽い気持ちで『本を作ります!』なんて宣言しちゃって大丈夫なのか。
続けないと意味が無いよ。
「分かってる、分かってるよ」
仲間でやるのもリスクがあるよ。
「分かってるけど、私はチームでやりたい」
どの言葉も胸が痛んだ。継続出来ない人は信用も失うんだ、と。
私はチームでやることにこだわった。
『早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ、みんなで進め』好きな言葉。
一人でやっていたら中々知らない世界を見ることは難しい。自分の出来る範囲までしか手が届かない。信頼できる仲間と新しい世界まで行きたい。
今思えば『本を作りたい』よりも『この仲間と表現がしたい』という思いの方が先だった。
最初にこれだけの決意をして、ビックマウスで宣言したのに、1年目実はもう失敗をしている。
夏号、秋号となんとか順調に発行したのだけど冬号が間に合わなかった。12月中旬には発売したかったのだけど完成見込みが12月下旬。諦めた。冬号はWeb公開にした。
継続することにこだわっていたのにもう挫折してしまった。悔しい。申し訳ない。
今までだったら「やっぱり無理だ」とここで終わりにしてしまったと思う。でも今回はそういう訳にはいかない。もう一度スケジュールを立て直して、続けて行ける方法を考え直す。
2023年、期待して欲しい。必ず良いもの作ります。
本にこだわる
このSUNsmagazineはもちろん作って終わりではなく、手に取って読んでもらわなければならない。
読んで欲しい、伝えたい、という思いがあるから本を作っている。
今はWebメディアやSNSなど発信する場がインターネット上にたくさんある。でも私たちは本として形に残したい。本という形で伝えたい。
「明日から出版社」という本の中で
『本は情報を伝える媒体ではなく、「こころ」を伝えるモノだ』
と書いてあり、本当にその通りだと思った。
形あるモノにこだわりたい。
春になったら春をテーマにした本が届く。
季節の移り変わりの中で本を触って、ページをめくって、文章読んで自分と重ねて、絵を見て自然の色を想像して、実際の暮らしの傍に置いて欲しい。
そしてまた季節が変わる時に次の本が届く。また新しい日々が始まる。
忙しい毎日の中でホッと一息つく時間になったら嬉しい。
2023年も
SUNs magazine 発足して半年も経ってしまいましたが、2023年も継続して制作していきます。ちゃんと続いているのかな、と気にかけてくれるだけでも嬉しいです。ちょっと読んでみようか、と購入してくれたらもっと嬉しいです。
本年もよろしくお願いいたします。
木暮菜津紀
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