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季節をテーマにしたマガジン発行。

2022年、本を作りはじめました。

継続して発行するマガジンを。

SUNs magazineとは

『SUNs magazine』は季節をテーマにした季刊誌です。
春夏秋冬、年に4回発行。

自然、暮らし、食べ物、文化、音楽、旅、様々な方面から季節を切り取ります。

6月に第一弾。
<SUNs magazine No.1 summer 2022>

SUNs magazine No.1 summer 2022
2022年6月15日発行
本文50ページ・B6サイズ
1000円 (税込)

制作 『SUNs magazine』編集部
    木暮菜津紀(埼玉出身・岡山在住)
    山岸祥子(神奈川出身・京都在住)
    木村桃子(広島在住)
写真  木暮菜津紀
絵   木村桃子/山岸祥子
発行  フクワライ舎

06|海のはなし
13|鳥取砂丘
20|夏のご馳走
24|梅仕事
29|夏に添える音楽
37|海の冒険
50|台湾・豪州の夏

夏は暑い。灼熱の真夏には参ってしまう。でも太陽が隠れた夏の夜は好き。昼間は強い太陽の日差しと虫たちの合唱。夜は騒がしい夏が少し落ち着く時間。ホッと一息つく時間。昼の太陽が残していった熱気を若干感じながら飲む冷えたビールが最高だ。今夜はベランダにイスでも出しちゃおうか。暑さに負けずにどうにか快適に、楽しんで夏を感じていこう。

9月には第二弾。
<SUNs magazine No.2 Autumn 2022>

SUNs magazine No.2 autumn 2022
2022年9月20日発行
本文58ページ・B6サイズ
1000円 (税込)

制作 『SUNs magazine』編集部
    木暮菜津紀(埼玉出身・岡山在住)
    山岸祥子(神奈川出身・京都在住)
    木村桃子(広島在住)
写真・文章  木暮菜津紀
デザイン・絵   木村桃子/山岸祥子
発行  フクワライ舎

05 | full moon
12 | 秋
16 | 秋色散歩
いちょう・秋桜・金木犀
24 | 私が秋を好きになった時
32 | 秋のご馳走
サツマイモ・秋刀魚・秋ナス・くるみと新米
44 | 秋に聴く音楽
48 | お神楽・虫の声

『実り多い秋をお過ごしください』
穀物や果実が実るこの季節。
秋の力を借りてみる。
〇〇の秋。何して秋を過ごそう。

制作しているメンバー

3人で役割を分けて制作しています。文章、写真、イラスト、音楽、デザイン。
皆それぞれ出来ること、得意なことが違うので、力を合わせて1つの作品を作っています。たった一人じゃ完成までたどり着かない。
私の中でこのメンバーはアベンジャー級です。

本業の仕事もバラバラ。
農業に従事していたり、イラストレーター、音楽に関わる仕事。
暮らしている場所もバラバラ。
岡山、広島、京都。

3人の色と個性がたっぷり出ているはず。

継続することの難しさ

今までイベントを企画したり、少部数のZINEを制作したり、様々な発信や場づくりをして来ました。でもどれも単発的で続かなかった。出来そうだったら継続的にやりたいな、と思い最初は始めるのだけど、気持ちがついて来なかったり、クオリティを求めすぎて完成まで持って行けなかったりした。

でも今回は細く長く続けていきたいという強い思いがある。
継続したその先の景色を見てみたい。
『継続は力なり』この言葉。信じてみたい。

SUNs magazineを始める決意をした時、反対されたり、応援出来ない、と言われたことがあった。周りからしたらとても軽く見えたのだと思う。
そんな軽い気持ちで『本を作ります!』なんて宣言しちゃって大丈夫なのか。
続けないと意味が無いよ。
「分かってる、分かってるよ」
仲間でやるのもリスクがあるよ。
「分かってるけど、私はチームでやりたい」
どの言葉も胸が痛んだ。継続出来ない人は信用も失うんだ、と。

私はチームでやることにこだわった。
『早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ、みんなで進め』好きな言葉。
一人でやっていたら中々知らない世界を見ることは難しい。自分の出来る範囲までしか手が届かない。信頼できる仲間と新しい世界まで行きたい。
今思えば『本を作りたい』よりも『この仲間と表現がしたい』という思いの方が先だった。

最初にこれだけの決意をして、ビックマウスで宣言したのに、1年目実はもう失敗をしている。
夏号、秋号となんとか順調に発行したのだけど冬号が間に合わなかった。12月中旬には発売したかったのだけど完成見込みが12月下旬。諦めた。冬号はWeb公開にした。
継続することにこだわっていたのにもう挫折してしまった。悔しい。申し訳ない。
今までだったら「やっぱり無理だ」とここで終わりにしてしまったと思う。でも今回はそういう訳にはいかない。もう一度スケジュールを立て直して、続けて行ける方法を考え直す。
2023年、期待して欲しい。必ず良いもの作ります。

本にこだわる

このSUNsmagazineはもちろん作って終わりではなく、手に取って読んでもらわなければならない。
読んで欲しい、伝えたい、という思いがあるから本を作っている。
今はWebメディアやSNSなど発信する場がインターネット上にたくさんある。でも私たちは本として形に残したい。本という形で伝えたい。

「明日から出版社」という本の中で
『本は情報を伝える媒体ではなく、「こころ」を伝えるモノだ』
と書いてあり、本当にその通りだと思った。
形あるモノにこだわりたい。

春になったら春をテーマにした本が届く。
季節の移り変わりの中で本を触って、ページをめくって、文章読んで自分と重ねて、絵を見て自然の色を想像して、実際の暮らしの傍に置いて欲しい。
そしてまた季節が変わる時に次の本が届く。また新しい日々が始まる。

忙しい毎日の中でホッと一息つく時間になったら嬉しい。

2023年も

SUNs magazine 発足して半年も経ってしまいましたが、2023年も継続して制作していきます。ちゃんと続いているのかな、と気にかけてくれるだけでも嬉しいです。ちょっと読んでみようか、と購入してくれたらもっと嬉しいです。

本年もよろしくお願いいたします。

木暮菜津紀

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