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GLIT Platformを立ち上げた理由

Carat CEOの松本です。

弊社より新サービスをリリースしたので、どういう経緯や理由でこのサービスを提供するに至ったかについて書こうと思います。

はじめに

新サービスはこちら↓↓

サービスの概要を簡単にお伝えすると、アプリをお持ちでない求人メディア企業や人材エージェント企業に自社アプリの立ち上げ〜運営・グロースまでワンストップで支援するものになります。

これまで弊社ではロボキャリアアドバイザー「GLIT」で“仕事探しの不合理を解消する”というミッションの元、自社で求人アプリをメインに展開していましたがこのアセットやノウハウを顧客提供していくことになります。

既に第一弾プロジェクトも決まっており、新しい取組が非常に楽しみな反面どれだけ顧客ニーズがあるのだろうかと不安も大きいのが実情です。

詳しくは下記の資料をご覧頂き、興味を持って下さった企業様はお気軽にお声掛け・お問い合わせ下さい。

それではGLIT Platformを立ち上げた理由を振り返り、noteに残しておこうと思います。

理由①:会社・事業面でチャレンジングな取組が必要と感じた

会社として創業5年が経ち・GLITのMVPをリリースしてから4年半、GLITの現在の主要なビジネスモデルをリリースしてから2年が経過し、さまざまな課題がありながらも売上や各種KPIを伸ばしてこれました。

直近2年でGLITの主要なビジネスモデル単体で売上13倍・会社全体だと売上27倍に。正直コロナの影響を受けていなければ、もっとグロースしていました。

しかし2021年4月末にAppleからリリースされた、ATT(iOS14.5以降に必須化)の影響で広告運用などのやり方をほとんど根本からやり直しが必要になった時は本当にキツかったです。。

今後もプロダクトの改善などを進めればグロースする余地というのは十分あり、そこは勿論コミットしていきますがそれだけではスタートアップとしては不十分に感じ、新規事業について考える機会がこの半年〜1年間は多かったです。

その中で既存事業とのシナジーやその他いくつかの制約の中で、今回リリースした「GLIT Platform」の元となる事業アイデアに行き着きチャレンジすることを決断しました。

理由②:GLITをやり切るだけではミッション実現が不十分と感じた

「GLIT」では、“仕事探しの不合理を解消する”というミッションのもと、プロダクト改善を行い、求職者の方が抱えるイシューの解決を図っていますが求人メディア・人材エージェント側のビジネスモデル上の都合などにより、「GLIT」をやり切るだけではミッション実現が不十分と感じました。

例えば求職者の方が仕事を探そうとすると、求人メディアや人材エージェントを活用する訳ですが、求人メディアだけでもオールジャンル型・業界特化型・スカウト型など下記のカオスマップに乗り切らないような求人メディアがマーケットには存在します。

そこで「GLIT」では約30サイト・70万件をアグリゲーションしており、そこから更にAIによる求人レコメンドを行いスマホアプリに特化したUI/UXを磨き込み仕事を探し易くしている訳ですが、全求人メディアがAPIを提供し「GLIT」と連携してくれる訳ではありません。

そして未だに多くの求人メディアはWebのみでの提供を行っているケースが圧倒的で、スマホで仕事を探す人の割合が80-90%(※業界には当然寄りますが)ともなっている中、求職者UXを満たし切れていない求人メディアが多いのが実情です。

求人メディアから人材エージェントに目を移しても、 ・電話やメールでのやり取り ・紙やPDFでの求人紹介(※今はコロナでだいぶ電子化されたと思いますが) ・求職者向けアプリを提供しているエージェントは大手の中でのごくごく一部 という状況でとてもCX(Candidate Experience)が良いとは思えませんでした。

求人メディア・人材エージェントのDX化を進めなければ、マーケット自体も良くならないしミッションの実現も不十分になると感じ、「GLIT Platform」を立ち上げました。

おわりに

改めて少しでも興味を持って下さった求人メディア様・人材エージェント様は、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。

そして毎度恒例ですが、下記のポジションを絶賛採用中です!!

少しでも興味を持って下さった方はHERPでのエントリーまたは松本のTwitterなどから気軽にご連絡を頂けると嬉しいです。

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