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『GLIT』を考案し始めてから実は2年が経ちました。

こんばんは、Carat代表の松本です。
2019年も3ヶ月が過ぎ、4/1になり元号も発表され、僕自身も社会人6年目に入りました。起業してからも約2年半が経ち、焦燥感にかられております。

そんな中実は『GLIT』を考案し始めてから、丸2年が経ったので少し振り返りたいなと思い、noteの記事にしてみました。

2016年12月に3名で創業し、1ヶ月で2:1で別れる事となり2017年よりCTOの斎藤と2人で走り始めました。2017年1月〜3月までは、実は『GLIT』と全然違ったサービスを検証しておりプロトタイプ的なモノを作ったりしていました。しかし、それを2017/3/31いっぱいで止めようと僕からCTOに伝えました。翌日4/1が前職SHIFT時代の同期の結婚式で、非常に気まずく・起業して半年もなにやってんだよと感じていたのを覚えています。

ピボットし今の『GLIT』を考え始める..

アイデアっぽいモノは常に何個かストックしていて、その中で筋が良さそうなモノをやろうと思っていました。次の事業アイデアは、いくつか僕自身がやるべき理由を持ったものをと思い、いくつか条件を掲げました。

当時、掲げた条件。
①ファウンダーマーケットフィットするもの(僕自身に原体験があり課題を感じ、熱量を持てる領域であること)
②課題が明確であるもの(あったら良いなというよりはペインを感じるもの)
③市場創出型ではなく市場リプレイス型であるもの(市場が明確であること)

とまぁ理由はどちらかというと後付けで、個人的にyentaを起業してから愛用しており、これを転職・採用にフォーカスするのって行けそうだなって何と無く感じていたというのが強いです。

そこから僕はリーンキャンバスなどを整理し、UI/UXをパワポで図形を貼り合わせできる限り伝わるようにし、資料ベースで知人にメッセで送り付けては「どう思うか?」「こんなサービスあったらどう?」と聞きまくってました。CTOはプロトタイプのアプリを開発してくれていました。

※一番、最初に作ってみたリーンキャンバス

もちろん今も定期的にブラッシュアップし、最新化しチーム内に目指すべき方向性が共有できるようしています。

当時から今までのリーンキャンバスや資料ベースでUI/UXを作成したものなど、もし欲しい方がいたら個別にご連絡下さい。

MVPが作れてから..

そこからはプロトタイプで作成したアプリをDeployGateで知人に配っては試して貰いました。ちなみに僕からの連絡が多過ぎて離脱したであろう人やDeployGateからのインストール手順が面倒で離脱した人なども多く、知人に使ってみてもらうのも結構大変だった記憶があります。

そこら辺の詳しい話は良ければ下記をご参照ください。

そんなこんなで仮説検証は進み本ちゃんリリース..

MVPから改良したモノをリリースしプレス記事を出したり、資金調達もしたのでTechCrunchに取り上げてもらったりもしたので、少なくはないユーザーに利用して貰いました。そこそこの反響などもありましたが、この8-10月頃は求職者向け側を向いており、企業側はほぼ後回しにしていました。

※当時のTC記事
("腰をすえない"とはよくもまぁ上手にタイトルを付けて頂けたなと思っていた)

その他、会社としては2期目については下記の記事にまとめています。

企業向けのサービスを開発するも数ヶ月でクローズ..

『GLIT』は元からマッチングサービスとして考えていたため、採用企業に使って頂けないと全く意味がありません。という事で、企業向けにマッチング→スカウトが送れる機能をリリースし、セールスしに行くもまぁ断られる断られる。笑
新しいモノが好きな企業様は少なからず利用してみて頂けましたが、まぁ効果がなかなか出せない。そんな事も続き、2018年3月にはサービスを一時クローズするはめに。

求人企業→人材エージェント向けにピボットするも..

クローズし直ぐにサービスのブラッシュアップとピボットの準備をしました。求人企業ではなく、人材紹介を生業にしている方であれば、採用決定にコミットしてくれるだろうと。GW明けに再リリースし、人材エージェントの方に利用頂くも、5月1ヶ月のGLITを通した面談実績はわずか1件。
「あ、これヤベェ、詰むな」って思ってました。と思って思考停止していると仕方がないので、大慌てで改めて求人企業様に利用頂くことに。幸い翌月からは面談実績も増えある程度 安定し始めました。
振り返ってみるとアーリアダプターであるいわゆるリテラシーの高い求職者の方に、人材エージェントの方とのマッチングがフィットしていないという事が分かって来て、今では求人企業・人材エージェント様共に面談が組めるようなって来ています。

そんな形で採用決定事例も徐々に出来つつ、2期目を終えました。詳しくは下記の記事にまとめています。

そこから今日までに、累計導入企業数は160社を超え、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)までもう少しか・・・?というようなところまで来ていると思っています。

2019年はGW明けに新たなリリースなども出せると思いますので、引き続き『GLIT』をよろしくお願いします。

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