4泊5日 座間味島 ⑤


前日 sunset を見た私たちは、大満足でぬくぬく寝袋に潜り込んだ。

画像1

その sunset




5日目

島滞在期間中、いちばんの大冒険。




朝4時起床(大体いつも早起き)




「(キャンプしているなら)
 朝4時くらい、まだ船も誰も灯りをつけていない時間。
 浜に行って、上を見渡してごらん。
 すご〜おく綺麗な星空が広がってるわけ。」

島の人にそう言われ、なんとしても見てみたかった。



まだ眠りたい体をフラつかせながらテントの外シートを剥がす。

蚊帳みたいになった。横になってみる。


天然で本気のプラネタリウムだった。





そのまま眠ってしまいたかった〜〜〜

でも sunrise のため、自分で叩き起きた。





相変わらず、風は強く、ごおごおと吹き荒れている。


真っ暗闇の中、携帯のライトを頼りにテントを畳む。

とにかく押し込む押し込む。

バックパックに荷物を詰めるのも、寝袋やテントを畳むのも。

慣れた手つきになったことに気がつく。





リュックを装着!(合計20キロ以上はある)

全ての荷物を持って、なんだか無敵な気がした。





日の出まで1時間。

キャンプ場は日の入り側にあるので、ちょうど反対側が、日の出スポットだ。


朝早すぎてバスはないし、走っている車もないので移動手段は徒歩。

スクリーンショット 2021-04-21 23.07.16

荷物は重すぎたので、途中で座間味港に置かせていただいた。




街灯もほとんどない、かなり真っ暗な道をひたすら歩き続けた。




何度か徒歩した座間味港までの道。

いつもは結構遠くに感じたけど。この日はあっという間に着いた気がする。





強い風に乗せられて、目の前からはいろんなものが飛んでくる。

だが重装備の私たちはそんなことには怯まず、前へ前へと、足を突き出していった。

月が明るく私たちの道を照らしてくれていて、なんだか物語の主人公のような気がした。





写真は撮ってないんだけど、座間味港をあとにしてから、かなり坂道をずっと登っていった。

でも道はキレイで、センサー街灯があって、ハブもいないし(座間味島には人間の命危ないような動物いないらしい)、上等だった〜



空が明るくなってきていることに気がついた。



もう太陽出ちゃったかな…



心配を胸に、坂道をマッハで登り続ける。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?