ねる子

本音をぼんやりと表現します。書くことが好き。

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本音をぼんやりと表現します。書くことが好き。

最近の記事

トライ エンド エラーは苦手だけれど。

はじめに  いきなりだが、私は、転職する際に必要な履歴書を書くのが苦痛である。何故なら、転職を何度もしており、職歴、学歴を記入する欄を全部埋め尽くすことになるからだ。とはいえ、言い訳をするわけではないが、退職理由には自己都合だけではない。それでも、普通に大学等を卒業して、すぐに就職した会社でずっと働き続けている人に比べたら、私の履歴書の学歴、職歴の欄は私の人生がいかに紆余曲折であり、不器用に生きてきたのかを見事に表現してくれている。  もしかしたら、そのような生き方をト

    • 書かなくてもよい人生が良かったという話

      実は、このアカウントは、サブアカウントだ。 もうひとつのアカウントは、わりと日常のことや、ライトでポップな本音を書いたりしている。 ちなみに、リアルな知り合いには、アカウントを教えていないので、noteで出会った方しかフォロワーはいない。 だったら、サブアカウントなんて、ややこしいものなんか、必要ないじゃないかとお叱りを受けてしまいそうだが、あまりネガティブなことを書いてしまうと、ありがたいことに、心配してくださるフォロワーさんもいるので、あちらの方では、漆黒の闇は書か

      • 一体なんなんだ。

        もう、新型コロナのせいだ。 父の入院している病院では、週1回のオンライン面会しかできないし、最期の時でさえ、病室には入れない。 だったら、在宅医療を選べば良いではないか。 分かっている。 分かってはいるのだが、腹が立つ。 踏みきれない自分にも、腹が立って仕方がない。 新型コロナさえなければ、面会にも行けたのに。 病院でお別れをすることもできたのに。 寂しい思いをさせなくて、済んだかもしれないのに。 なにが、Got●だ。 会食だの接待だの。 私には理解でき

        • 諦めた先は、空っぽの世界。

          人生、諦めるとうまくいく。 昔読んだ、自己啓発本にそんなことが書いてあった。 ちょうど、その頃足掻いていた私は、足掻き疲れたこともあり、素直に諦めることにした。 たとえば、それは、誰からか必要とされること。 たとえば、それは、助けてほしいとき誰かに助けてもられること。 たとえば、それは、いろんな人間関係にいちいち悩まないで済むこと。 一言でいうなら、周りの人たちが普通に手にいれる幸せ。 少なくとも、当時の私は、それを渇望していたのだ。 そう、私はそれがほしくて

        トライ エンド エラーは苦手だけれど。

          ならば、私も。

          数日前、noteの文藝春秋digitalで、光浦靖子さんのコラムを読んだ。 「留学の話」 久々に、共感できる、励ましてくれる文章に会えた気がした。 内容がというよりも、光浦さんの49歳の女性としての心の揺れ動き、正直さ、しなやかさに、年齢は私のほうが年下ではあるが、同じ女性として、いや、同じ独身女性として、光浦さんに惹かれてしまったのだ。 私も光浦さんのように生きていけたら。 強くそう思った。 何を隠そう、私も短大の英語科を卒業したのに、英語が話せないことがコンプ

          ならば、私も。