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脱完璧主義の英単語学習 5つの方法

私は最近、英語学習にはまっています。

英文をスラスラ読めたり、ネイティヴのスピーチを聞き取れたりしたら、カッコいいだろうなって妄想しながら、コツコツやっています。

英語学習への決意については、一度記事にしました。

この記事執筆後、何かしらの資格試験を目標にしようと思い、今はTOEIC900点を今年の目標として掲げました。

私以外にも、大人になってから勉強し直したいと思っている方、もしくは受験や資格のために必要に迫られて勉強している方もいらっしゃると思います。


振り返ると、私は受験生時代、英語は得意科目でしたが、英単語を覚えるのは大の苦手でした。

自分には暗記力がないから、単語は推測してリーディング力・リスニング力でカバー!と思っていました。

今回は、そんな私が英単語学習が必要だと思った理由と、「完璧主義」から脱して少しでも単語を覚える5つの方法をお伝えします。

なぜ単語を覚えるのか?

そもそも英語学習において、なぜ単語を覚える必要があるのでしょうか?

3つの観点から見ていきましょう。

読解スピードがつく

もちろん、辞書を引いたり自動翻訳を活用することもできます。

しかし、分からない単語が出る度に辞書を引いていると、なかなか読み進めることができません。

大量の英文を読んだり聞いたりする上では、理解するスピードがとても重要です。

ネットや電子辞書で効率化しても、毎回調べていては時間がかかります。

ある程度のスピードを確保するためにも、単語を見た瞬間意味が分かるようにしておくことは重要です。

またリスニングにおいては、聞きながら辞書を引くことはできませんから、単語学習が重要であることはいうまでもありません。


推測では浅い理解になってしまう

私が受験生の時は、難しい単語は推測すればいいので、わざわざ覚える必要はないと思っていました。

しかし、推測するべき単語が多すぎると、全体の理解が浅くなってしまいます。

推測するためには周囲の単語から文脈を考えることになりますが、その周囲の単語も分からなければ、推測の精度は落ちてしまします。

できるだけ知っている単語を増やすことで、いざという時の推測のレベルも上がります。


全部は覚えなくてよい

英単語学習が大事だと伝わったところで、「全ての単語を完璧に覚えたい!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、英単語の数は数え切れないほどあるため、英語ネイティヴではない私たちが完璧に覚えることはできません。

重要だけど、全ては覚えられないから、できる範囲でやることが重要です。


それではどうやって覚えていけばいいのでしょうか?

以下では、5つの具体的方法を見ていきます。


英単語を「完璧」ではなく「効率的」に覚える5つの方法

今まで見てきたように、英単語は完璧に覚えきることはできません。

あくまで効率的に記憶に定着するように、実際に私が取り組んでいる5つの方法をお伝えします。


①忘れる前提で復習サイクルを組む

英単語に限らず、そもそも人間の脳は記憶力があまりよくありません。

新しい単語を覚えても、忘れる前提で復習をする必要があります。

まずは翌日に、最初の復習をしますが、この時点で全然覚えられていなくても大丈夫。

人間の脳の仕組みから考えても、正常な働きです。

覚えられていなくても、落ち込む必要はありません。これから何度も出会うことで覚えていきます。


1回目の復習を終えたら、次は2日後を目安に復習、その後は3日後、4日後という風に、間隔を空けて復習していきます。

このように復習を繰り返すことで、単語の意味がいつの間にか頭に入っています。

復習をする度に単語にチェックマークを付けておけば、成果が目に見えてモチベーションにつながります。

私の場合、苦手な単語も5回ほどで大体記憶できました。


②発音が下手でも音読重視

私は中高生時代、発音が下手であることがコンプレックスでした。

どうやって読んで良いか分からないので、どうしてもカタカナ英語になってしまいます。

ここで大事なのは、「下手でも音読」することだと思います。

音声付きの単語帳も多いと思うので、音声を聞きながら読んだり、参考にして発音を繰り返すといいと思います。


また、発音記号を自分で覚えて発音できるようになると、アプリやCDで聞かなくても読めるようになるので効率が上がります。

日本語の「あ」に近い発音が、英語には4種類あると言われますが、その違いを意識して発音することで、他の単語と区別して理解できるようになります。

発音記号の勉強には、様々なYouTube動画や本も出ていますし、動画講座もでています。

私が活用したのは、Atsueigoの「発音マスタークラス」です。

正直結構な値段ではありますが、動画で分かりやすいですし、内容も過不足ないと思います。


③派生語は放置、類義語・対義語は活用

単語帳には、標題になっている単語の他に、派生語や類義語、対義語が載っていることも多いと思います。

いきなりこれら全てを覚えようとすると、1ページ目からなかなか進めないと思います。

最初に取り組むときは、標題語だけを発音・覚えるようにするといいと思います。


復習を何度かしていくうちに、自然と派生語も目にとまるようになります。

派生語は名詞になったり動詞になったり、大体パターンが決まっています。

パターンを意識しながら、標題語を見ているうちに一緒に記憶されていきます。


一方で類義語・対義語は、単語の見た目は全然違うのに、意味が似ている単語ということがあります。

こうした単語に出会った時は、一気にボキャブラリーを増やすチャンスです。

一回目から全て覚える必要がありませんが、何回か復習していくうちに標題語とひとくくりにして覚えちゃいましょう。


④「単語帳の場所まで覚えちゃう」でOK!

私は以前、「単語が文章で出てきた時に分からないといけないから、単語帳の場所まで覚えたら意味が無い」と思っていました。

復習を繰り返していると、自然と単語の記載ページや周辺の単語も思い出されて、なんだかずるい覚え方をしてしまっているように感じていました。


しかし、実際にはこうした単語帳の場所まで覚えちゃう方法こそが大事です。

人間の記憶は、何かに紐付いて覚える方が定着しやすいようです。

覚えやすいように印をつけたり、関連項目を書き込むのも有効です。

文章の中で覚えた単語に出会ったら、単語帳の場所まで思い出して、瞬間的に意味が引き出されるようになります。

③で述べた派生語・類義語・対義語も、同じページに載っていれば、一緒に思い出すことができます。


⑤一番大事なのは、習慣にして覚えること

最後の方法は、単語学習を習慣にすることです。

完璧主義の方は、①のようにしっかり復習サイクルを組んで、緻密に学習を進めようとするかと思います。

しかし忙しい現代人、どうしても計画通りにできないこともあります。

一度プランが崩れると、一気にモチベーションが下がってやらなくなってしまう。。。ということがあるかと思います。

かく言う私も、一度単語学習には挫折しています。


そこで大事なのは、あまり計画にストイックになりすぎないことだと思います。

一日できない日があっても、次の日にやればいい。

途中までしかできなければ、明日続きをやればいい。

こんなマインドがちょうどいいと思います。


また空き時間に単語帳を開いて、少しでも進めるのもいいと思います。

最近は在宅ワークなので、家で一人なら発音も気兼ねなくできます。

習慣化については、運動や食事についても記事にしたことがありますので、参考にしていただければ嬉しいです。

習慣化は英語学習にも応用できることが多いと思います。


楽しく英単語を覚えよう!

ハマっている英単語学習について語っていたら、大分長い記事になってしまいました。

今まで暗記は苦手だと思い込んでいたのが、いつの間にか英単語学習の時間が楽しみになっていました。

単語帳の残りページが少なくなっていくのが快感です。

どんどん頭に英単語が入ってくるので、成長している実感があるのも楽しいです。


今回書き切れなかったこともまだまだあります。

例えば、接頭語・接尾語・語源の活用、画像検索、どの単語帳を使うのが良いのか?などです。

今後も英語学習を進めていく中で、こういった記事も書いていきたいと思います。

みなさんの学習にも参考になる点がありましたら幸いです。


参考文献・使用教材

この記事は、最近私が使用している英語教材などを参考にさせていただきました。

といっても、ほとんどが英語YouTuberのATSUさんのものです。

他の方の教材も使っていますが、最近はATSUさんに大きな影響を受けながら、自分なりの方法も取り入れながら学習しています。


文中で紹介したものもありますが、以下にリンクを貼っておきますので、参考にしていただければと思います。


私がただのATSUファンだということがばれてしまいますね。

英語学習法については色んな人が発信しているので、色々見比べるのがいいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の積読増殖(そして読書)のために、サポートいただけると嬉しいです!