10/2対広島 青木宣親引退試合レポート③@スワローズ
ようやく引退セレモニーのところを書けます。
試合は最初は長引きそうだな、と思ったものの終わってみれば8時半くらいには終わりました。
セレモニーは花束贈呈(早稲田大学時代の監督や岩隈久志さんなど)、ビデオレターが主でした。あとは家族への花束のプレゼント。
写真を撮ったのはバレンティンとダルビッシュでしたが、あとは高校時代の監督さん、鳥谷敬(早稲田大学の同級生)、そしてマクガフ。
バレンティンは日本語がまあまあ喋れました。
そして…、イチロー様!!
WBCなどで共闘したイチロー様からも引退のコメントがありました。すんごいゆっくり噛み締めるようにお話されるイチロー様。
最後に「スワローズファンの皆さん、青木宣親ファンの皆さんの前でバシッと決めて下さい」という御言葉がありました。
スワローズファンというのはすなわち僕のことです。おぉ、イチロー様が僕のこと呼んでる、とちょっと感動。
そして、青木選手のスピーチ。
最初からいきなり泣いてました。
そして胴上げ。
からのスタジアム一周。
以上で引退セレモニーが終わりました。
半日通して思ったことは2つです。
一つは、こんなに色々(モニュメントやら花火やら始球式やら)をやってもらった選手っているのだろうか、ということです。
近年はスタジアムでの体験価値的なことに非常に力を入れているんですが、今回はズバ抜けていました。これ、黒字なの?と心配になる。引退記念グッズの売り上げがあるのか??
それだけの功労者ということなんでしょうが。どうやら、何かしらのポジションを作って球団に残ってもらうようです。よそに持ってかれなくてよかった。
もう一つは、青木選手がめちゃくちゃ家族を大切にしているということが伝わってきました。勝手な想像ですが、アメリカでの経験が家族の絆を強めたんだろうな、と思います。青木選手は日本ではフランチャイズ・プレーヤーですがメジャーリーグではジャーニーマン(いろんなチームを渡り歩く選手)でした。1シーズンで3球団という年もあったほど。
異国の地で、家族しかいない、という経験があったからだろうな。と思いました。
とにかくいい引退試合でした。現地に行けてよかった。
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