死にたい

死にたい。しにたい。よりも消えたい。自分の存在ごとなかったことにしたい。そんな想いが頭を埋めつくしている。頭の中では僕を非難し蔑み誹謗する声が響いてる。どうしたらいい。
この声から逃げるには。死ぬ以外無いのか。
そう思うとパニックになってしまってもう駄目だ。呼吸は荒く心臓の音は速く大きくなってく。
落ち着こうと深く呼吸をしようとしても思う様に吸えず、思う様に吐けない。過呼吸にはなりたくない。そんな僕の想いと反対に体は浅い呼吸を繰り返す。自分一人で呼吸の管理もできない。誰かに助けを求める。成人した大人が。その事実がいっそう死にたいを加速する。考えたくてこうなってるわけじゃない。死にたいなんて本当は思いたくない。どうしてこうなってるのか僕も分からない。ただ周りに希死念慮がまとわりついて離れてくれない。今すぐ死ななければ。と思わせてくる
体が動かなくなっていく。手足が痺れて上がらなくなる。起きていられなくて天井とご対面。
瞼を開けていられなくなる。そうなった時瞼の裏に浮かぶのは地震の光景と血にまみれた腕。倒れた瓶から零れた錠剤。眩しいフラッシュ。もうたくさんだ。どうしたら落ち着けるか?そんなの…
僕が1番知りたいよ。
これからあと何年。こうして生きていかなきゃならない?ずっと死にたいが内側にべったりと張り付いたまま、平然とした顔をして生きなければならない。気が狂いそうだ。死にたい。消えたい。なくなりたい。どこかへ消えたい。世界中の人間に死ねと言われたい。潔く死ねるのに。きっかけすら自分で作れない僕に、一体何ができるだろう。自分さえ守れない人間擬きが、人を支える仕事なんて本当にできるんだろうか。そう思うと眠りたくない。起きたくない。昨日を羨んで今に閉じこもり明日を嫌いたい。朝なんて来て欲しくない。嫌になってしまう。あー腕切りてぇな。薬も飲みてぇな。死にてぇな。そんなことばっかり考えてる。なんてみじめで最悪な自分。
君だけじゃない。
生きていればきっと。
そのうちいいことがあるよ。
そんな言葉を鵜呑みにして死にそうになりながらもう何年生きた??僕はあと何年死にそうになりながら生きていけばいい?いつかなんて言葉が欲しいんじゃない。今楽にして欲しい。今死にたいんだ。どうにかならないのか。また人任せだ。
だから僕が嫌いなんだ。みんなに嫌われたい。死にたい。地震が来て今度こそ死んでしまえばいい。僕だけ死ねばいい。悲しんでくれる人はいるかもしれない。形だけでも悲しむ人がいるなら十分だ。今すぐ死にたいよ。助けて。助けて欲しいんだ。くるしくて、悲しくて、情けなくて惨めで、悔しくて消えたくて死にたくて死にたくて、
自分が何に苦しんでるのか何で悲しいのか自分のどこが惨めなのか何が悔しさを産んだのか、そんなことも何一つ分からない。死にたい。消えたい。それだけしかない。薬を飲もうにも無くなったらどうしよう。飲んだらなくなる。でも飲みたい。どうしたらいい。それでパニックになる。もう何も分からない。何も出来ない。1人じゃ、何も。僕にできることなんてあるんだろうか。
こんな僕はほんとうにこの世界に必要なんだろうか。生きていても意味なんてないのに。
何故この世界に僕は存在しているんだろうか。
なぜ死ぬことを止められるんだろうか。
どうせみんな忘れるのに。

死にたい人に生きろと言う。
生きたい人に死ねと言う。

一体何が違うと言うんだろう。
生きろの3文字が呪いのようだ。
ずっとそれに縛られて身動きが取れないまま。
ここまで死にぞこなってしまった。
ごめんなさい。生きてしまって。
ごめんなさい。死に損ないで。
ごめんなさい。死ぬ覚悟も勇気もない。
ごめんなさい。生きていく自信もない。

ごめんなさい。
ごめんなさい。

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