見出し画像

令和6年度予算(案)の話をしよう③〜内閣官房〜

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は、予決研こと予算決算研究会のNOTEコラムをはじめましたが、今年は予算決算の六法全書を目指して、書籍の出版をしたいなと考えています。


今回も令和6年度予算の話をしましょう。
昨年12月22日に令和6年度予算案が閣議決定され、今年1月の通常国会に提出されます。

閣議決定日には、各省庁と予算査定をしている財務省から、各省庁の予算(案)のポイントを説明する資料がHPにアップされています。

前回は皇室費や拉致問題対策費用を見ましたが、今回は内閣官房全体から。


内閣官房は、令和5年度予算967.3億円から
令和6年度予算1016.1億円と48.8億円の増加です。
その要因を見ていくと、

19.内閣サイバーセキュリティセンターが令和5年度予算8.6億円から
令和6年度予算49.3億円と40.8億円の増加と書いてありますね。

対前年度比6倍近くまで増えていますが、その要因はなんでしょう。予算の概要を見てみると、

こんな感じ。
巧妙化するサイバー等に対応…に42億となってますが、重要インフラ行動計画からは具体的な事業内容はいまいちわかりませんでした。予算が成立して事業者との契約が公表されればわかるかもしれませんが…

さて以上のように、細かな情報が載っている予算のポイントですが、公表自体が各省庁に散らばっていて、わかりづらいのも事実。
ですので、予決研が予算の携帯版六法を目指して絶賛編集中です。

今回はパイロット版として、
皇室費、裁判所所管、会計検査院所管、内閣所管、内閣官房、内閣府所管 、公正取引委員会、警察庁、個人情報保護委員会、カジノ管理委員会、金融庁、消費者庁、こども家庭庁、デジタル庁所管、総務省所管、法務省所管、外務省所管、財務省所管
分を一挙に集約したPDFファイルを製作しました。
是非チェックしてみてください。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?