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遅延してる電車が悪いのに、なぜ『申し訳ございません』?
日本人の不思議だと思うところの一つに、題名のような出来事がある。
先日も、朝から車両点検のため、大幅に電車が遅延した。もちろんその日は、仕事は遅刻である。
閉じ込められた満員電車の中で、隣の女性がしきりに携帯を気にしている。
なんだかソワソワしているから、パッと横を何気なく見たら、どうやら会社の上司にメールを打っていた。
『只今、電車が車両点検のため、大幅に遅延しております。出勤時刻を過ぎてしまいます。大変申し訳ございません!急いで駆けつけます!』
と。
電車の車両点検のせいで遅延しているのに、
その女性個人がここまで謝るのもよくわからないし、電車遅延している時点で遅刻確定なのだから、急いで駆けつけるのも難しい。
そもそも、電車が遅延しているのが悪いのに、
なぜ日本人はそこまで罪悪感と謝罪を背負わなければならないのか。
あとたまに見るのだが、遅延している電車を下車して、ダッシュしてまで出勤時刻に間に合わせようとする方も多く見られる。まるで徒競走並みなのだ。
こんな現実社会を、新社会人はどのように感じるのだろうか。ぜひとも意見が聞きたいものだ。
日本ビジネスのシステム?ルール?の古さを、毎回痛感する。
毎回というか、毎朝だ(笑)
出勤時刻も退勤時刻も、
リモートだろうが出社だろうが、
平等な評価のお給料のもと、
『多様性』『自由性』『自己責任』
にしたら良いと思う。
もっと、視野を広げればいいのに。
もっと、柔らかく多様性を信じればいいのに。
今日の朝も、そう思ったんだ。
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