2023/01/19

私は人間向いていないんだなと思うような場面に出会ってしまうことが頻繁にある。
その代表例として挙げられるのが〝飲み会〟である。
私は複数人での飲み会がどうしても苦手だ。会社の人たちはすぐ飲み会を開こうとするくらいには飲み会が好きなようで、そんな中でどうして自分は苦手なのか疑問に思っていたら日付が変わってしまった。

自分が飲み会が苦手な理由を考えてみた。

・私は酒が飲めない

酒が飲めないのに〝飲み会〟に参加する意味あるのか？一人だけ勝手にソフドリ飲み放題してんのとか平日昼間学生料金のカラオケフリータイムじゃないんだからさ。
私は金無し和也(KINKE-TUN)だから酒を飲んでいないのに会計を割り勘にさせられたときは本当に納得がいかない。飲み放題付きのコースとかだともっと納得いかない。
そのぶん多く食べたらいいとか言うけど全然そういう問題じゃないと思う。飲んだ人が飲んだ分払え。食べたい人が食べたい分だけ取れ。

・そもそも集団が苦手

集団の中で孤独を感じる人間なので飲み会に行く前から既に帰りたい気持ちになる。そして相手に合わせて態度やテンションを変えたり自分を出す量を微調整したりするので人付き合い自体がかなり疲れる。人が多ければ多いほど気疲れする。

てか酒飲めない＋集団が苦手の時点で私も私に対して「なら飲み会行くなよ…」って思うよ。わかってんだよ。
でも自分の根底に〝人に嫌われたくない〟とかいう邪魔なキモい感情が根付いてて断れない。最近はたまに断ってるけど。嫌われたくないっていう表現よりは〝仲良い人いないけど別にいいや！でも、よくないけど…〟みたいな陽と隠の感情がひたすら渦巻いている感じ。ただのクソめんどくさ厄介人間すぎて終わり。

・〝飲み会後の自分の思考〟が、死

解散後にひとりになった途端「あの人はどういう意図であんなことを言ってきたのか」→「もしかして自分のことをよく思っていないんじゃないか」→「自分のあのときの返しがよくなかったんじゃないか」→
などと決まってあのときこう言えばよかったあれすればよかった今日もだめだったなと虚しくなるの本当やめたい。マイナスに捉えて一生答えの出ないことを延々とループして考えてしまう。
これの逆パターンもある。自分が言ってしまったことに対して言わなければよかったかな、と執拗に考えては落ち込んでしまう。本当にやめたい。

・飲みの場でしか言えない話とかキモい

飲み会後落ち込みすぎて泣きべそかきながら電車に揺られ思考がバグった日がある。バグった思考のまま次の日先輩に謝りに行った。先輩は「え〜？そんな話したかな？飲みの場で喋ったことなんてみんな覚えてないよ〜」と。
そんなことあるわけなくない？現に私自身は(酒を飲んでいないので)全て覚えている。
会社の飲み会は決まってその場にいない人の話題が出てくる。昨日の記事にも書いたように、私はそれも苦手。しかも酒が入っている人たちはその人についてやその人に関わることに対する愚痴や不満などを意気揚々と話すのだ。そんなとき嫌だなと思いながらも場の空気を壊したくないがためにその話に乗っかってしまう自分がいる。飲み会後に落ち込む要因である。
でも酒が入ってないと話せないことって何なのだろう。飲みニケーション？キモすぎる。日頃から不満に思っているのなら本人に業務内で直接言えばいいのに、なぜその場にいない人の愚痴や不満をわざわざ飲みの場で話して他人からの共感を得たいのか。私にはわからない。全然同調できないし、したくもない。

・単純に疲れる

社会人になってから常に〝明日〟のことを考えて生きている。そんな中で夜遅くまで飲み会とか疲れる。勝手に思っているだけなのだけれど、飲み会が長引きそうなときに途中で帰りたくても、ここで帰ったら付き合いが悪いとか帰った後自分の悪口を話されてたら嫌だなとか自意識過剰にも程があるくらいあれこれ考えてしまって帰れない。途中で抜けるにしろ、最後までいるにしろ、落ち込むことに変わりはないのはわかっているのに。

⋯と、まあ文章はメチャクチャだけどもいろんな理由が浮かんできた。どれもこれも生きづらそうで可哀想ですね。

先日、社長が急に社員全員で飲み会をすると言い出した。〝強制参加ではないので参加したくない人は参加しなくていい〟という言い方に圧を感じた。実質強制参加(と捉えてしまった)。それを聞いて嬉しそうな上司たちを横目に「お前らだけでやれや…」と思わないこともなかった。むしろそうとしか思わなかった。
どうやら来月コロナ次第でやるとかやらないとか。同じ部署内だけでこんなに疲れるのに、全く関わりない他部署含めたらもうなけなしの自尊心が粉々になるに違いない。‥とか考えていたら明日部署内で新年会をするらしい。急に終わりが目の前にやってきた。帰りてえー！

飲み会に関してだけはこの際一生コロナ禍でよかったのに。密です。